８月もあと少し。夏が終わろうとしてますね。
夏バテの声も聞きます。皆様は大丈夫ですか？
暑い時にはシンプルな味付けが美味しいかな、と思って息子に炒飯を指導。
塩と胡椒で味付け。隠し味には仕上げに醤油を一回し(*^^*)。
いただきまーす、と自分で作った炒飯を恐る恐る口に運ぶ息子。
「美味しくなかったらどうしよう」
「味が薄かったらどうしよう」
心配性だな～(^^;。
味が薄かったら塩を足せばいい。
美味しくなかったら次回、どうすれば美味しい炒飯が作れるか工夫すればいい。
失敗するかも、という恐れに怯えて楽しんで創ることを忘れてない？
作りたい、と思った気持ちを優先しようよ。
実際、息子が作った炒飯は、やや塩味が控え目だったけど。
「失敗した～(^^;」としょげる息子。
でもね、
卵はふんわり出来たし、
ソーセージも入れた。
ゴマ油も効いてる。
ご飯の量に対して、塩が少し足りなかっただけ。
「失敗ではないよ。
経験を積んだだけ」
そう言ったら、フッ、っと息子が笑った。
「失敗ではなく経験を積んだだけ、か…」
ちょっと前まで、自らの経験(闘病、不登校など)を負のモノとして自分を責める材料にしていた息子。
変わってきたな、と思う。
「経験をしたことがあなたにしかない財産になるから」
「今は、解らなくても、いつか、解るよ」
「そんなん、わからん」
親子して泣いた日も、経験になった。
ふと開いた本に書かれていた言葉。
『人生において、無駄なことなど無い』
過去を忌むべきものとして封印しようとすれば噴き出すけれど。
経験として、学びとして。
受け容れることが出来たらそれはギフトになる。
あなたを輝かせる自信にも変わる。
一番最初にアクセスバーズをした時、息子は声をたてずに静かに泣き、下痢をした。
何回もトイレに行った。
抑圧してきた思いが息子の体から出ていった。
一年経った今、息子はバーズをしても泣かないし、下痢もしない。
行動するようになった。
小さなチャレンジをするようになった。
「ごめん」より「ありがとう」が増えた。
「俺、出来ない」が「出来ると思ってる」になった。
人生に失敗なんて、ない。
経験を積んだだけ。
息子が次に作る炒飯は、どんな味だろう。
いつか、誰かの為に作るようになったら嬉しいな…( ´艸｀)。
母の密かな楽しみです。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
私を見つけてくれてありがとう。
あなたがしあわせでありますように。
