映画「ナポレオン」 | 今夜は月が綺麗ですね(byヤマトオノコ)

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大学生の息子、中学生の娘がいます。こちらでは、日々、つらつらつららと、綴っていけたらいいなぁ。

2023年12月6日(水)

 

 オイラ、無類のフランス革命大好き人間。大学ではそれしかやらなかったと言っても過言ではない。

 

 そんなわけで、観てきましたよ、映画「ナポレオン」

 

 ここからはネタバレがありますよ。

 おのおのがた、よござんすか。

 よござんすね。

 

 

 冒頭でアントワネットが処刑されるシーンがあり、なんかリアルだったなー。

 

 そのあとあっさりロベスピエールも処刑されてしまった。

 

 映画を観た感想としては、何と言いますか、大砲を発射するときのズンズンという重低音だけが、やたら印象に残った。

 

 つまり、その発射シーンが随所に出てくる。

 

 ナポレオン自身はとくに「英雄」としてかっこいい場面はなく、愛妻ジョゼフィーヌとの確執がやたらクローズアップされていて、ナポレオン様ぁ~という期待感を持って観ると、肩透かしもいいとこではないかな。

 

 まあ上映時間3時間足らずで、あれほど波乱万丈の人生を歩んだナポレオンの人間臭さなんて、描き切るのは不可能か。

 

 あえて言えば、やはりなぜナポレオンがあれだけの名声を手に入れることができたのか、そのあたりのストーリーをかいつまんででも示してほしかったかな。

 

 戦闘シーンも、ほとんどCGを使わなかったそうで、やはり人間同士の取っ組み合いは大変な迫力。

 

 特にワーテルローの戦いの戦闘シーンを観ていると、なんとなくだけど、もしかしてだけど、映画「二百三高地」を思い出していた。さだまさしが「海は死~にま~すか~♪」と歌っても、決して違和感ないだろうレベル。

 

 リドリースコットは、いったい何を訴えたかったんだろう…。

 

 映画としてはまぁ面白く、どうせ観るならDVDやTVでなく映画館で観るべき作品と思う。


 ところで、最後のスタッフロールをぼーっと眺めてたら、「COVID DIRECTOR」との肩書きを発見した。


 撮影期間中はまだコロナ禍だったとすると、こんな役割を担う人もいたのかな。