お盆に入る前にネットの記事で
『夫に早くあの世に逝って欲しい妻』という記事を読んだ。
夫婦カウンセラーの安東秀海さんの本
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に、記載されている内容の1部です。
(今読んでいます。)
この『夫に早くあの世に逝って欲しい妻』の相談者=北川さんが子育てを通じて夫婦関係に感じた事が私ととてもよく似ていました。
知らない土地での子育て、関心のない夫。
カウンセラーの安東さんがアドバイスの中で、『わだかまり』を『傷ついた』ということだと言うのですが、その文で、あぁ~私が抱えていたジャリっとしたものは、わだかまりという『傷ついた心』だったのだと知りました。
昔、お義母さんからの一言で忘れられない言葉があります。
今でも鮮明に覚えていて不思議だったのですが、あの時にとても傷つけられたからだと理解しました。
知らない土地で人間関係を新たに構築していく難しさ、お店や病院を1から探すことの精神的ストレスを吐露した時、
『そんなの分かってた事じゃない。』
と、ピシャリとお義母さんに言われて凍りつきました。
分かっていた事だけれど、夫婦で寄り添い助け合えると思っていた。
同じ境遇の人達は、皆そんなものなのかもしれない。ただ私が甘えているだけかと、当時の私はグッと我慢をするしか出来なかった。
そして、わだかまりというジャリが大量生産された。
私の場合、傷ついた上に不倫された訳ですから、本当に踏んだり蹴ったりの人生ですよね。
では、今はどうなっているのか?
実は、新しいモフモフを家族に迎えまして
夫の変化や夫婦関係、自分の気持ちに気づくことがありました。
まず、夫がモフモフのお世話に参加し、モフモフのことは家族で共有する。
普段、夫は離れているので、なかなかお世話は出来ませんが、その分精神面で積極的に関わろうとしています。
これが子育てで出来ていれば、あの頃ジャリは発生しなかっただろうと思う。
何かして欲しいの前に精神面だけでも寄り添いが必要だった。
今、形は違うけれど夫力が格段に上がったと感じます。(上から目線で申し訳ないです。)
しかし、モフモフを連れてお出かけするのですが、相変わらず私は夫の背中を見て歩いています。
でも、2021年の違和感を感じた時の夫の背中とは違います。
再構築の話合いの中で、『合わせるのは苦手だけど、合わせるように努力したい。』と言った夫。
まだ時間はかかる。
夫の中で、モフモフに合わせるか妻に合わせるか問題は前者に軍配が上がるから
でも、今はモフモフと歩く背中を見ても受け止めることができる。
ある意味、背中フラバだったのかもしれない。
後姿を見て、今は『あの時とは違う。』そう思う。
夫婦間の心のジャリは重い。
私の場合、ある程度処理出来てきたように思う。
それは、夫がしっかり自分と向き合ったことが1番大きい。
そして、関わり助けてくれた皆様、家族と数少ない友達、そしてブログでつながった皆様。
振り返ると沢山の方に助けてもらいました。
そして、安東さんの記事は、私に大切な気づきをくれました。
傷ついた自分の心を癒すことの大切さ。
気持ちを自分に向けてあげる大切さ。
どうしても処理しきれない心のジャリは、キレイなジャリにできるかもしれない。
キチンと本を読んでみます。
お読みいただきありがとうございます。