みなさま、こんにちは。
管理人BのNAKA-Gです。
日頃より、被災した方々には当ブログを合間のひとときにご覧いただき、また、その他の全国のみなさまからは多大なご協力・ご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
この度、日本全国の桜の名所やめずらしい桜などをご紹介する新コーナー 「日本桜ライン」 を立ち上げました。
震災の影響で思うように桜を楽しむことができなかった方々に、地元だけには収まらない、全国の桜の名所や有名な桜の木を愛でていただいて、逆に少しでも普段よりも多く桜の美しさに触れていただこうと考えています。
もちろん、被災地の方たちだけでなく、全国の 「私、桜好き!」・「シーズンは過ぎたけど、やはりまた見てみたい」 などとおっしゃる方たちにもお楽しみいただけるコーナーです。
それでは、さっそく第1回目をお届けします。
今回採りあげたのは、高知県北部にある仁淀川町の桜です。
この町は、高知市から愛媛県の松山に向かって走る山越えの幹線道路沿いにあり、仁淀川という清流とともにある自然豊かなところです。
そこに2つの有名な桜があります。
まずは 「ひょうたん桜」。
樹齢約500年、根元廻りは約6mにもおよび、つぼみがひょうたん型をしているところからその名前がつきました。
そして、この桜の木がある地区はもともと 「大藪」 という名前の所だったんですが、1958年(昭和33年)に 「桜」 という名前に変わったほど、地元の人たちに愛され守られている桜の名木です。
そして次にご紹介するのは、 「中越家しだれ桜」 。
この木は樹齢約200年。
先ほどの 「ひょうたん桜」 には遠く及ばないものの、それでも江戸時代からずっと花を咲かせてきた立派な枝垂れ桜です。
この中越家は昔の庄屋さんで、江戸時代よりこの地を治めてきた旧・佐川藩藩主・深尾公の休憩場所にも使われたという記録が残っています。
しかし、一つの町に2つの有名な桜があるのって、地元にお住まいの人たちにとって桜の季節はとても誇らしい気持ちになるでしょうね。
高知県仁淀川町のサイトはこちらです。
→ http://www.town.niyodogawa.kochi.jp/

