こんにちは、管理人BのNAKA-Gです。
日頃より、被災した方々には当ブログを合間のひとときにご覧いただき、また、その他の全国のみなさまからは多大なご協力・ご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
本日は、少し 「桜」 の雑学についてご紹介したいと思います。
今回採り上げるのは、 「桜 ~さくら~」 という名前の由来について。
極簡単な一説としては、
「咲く」 という言葉に、“集まり” を表す 「ら」 という言葉をくっつけて 「さくら」 となった、というものですね。
日本にもいろいろな花がありながら、「咲く」 という言葉をこの花の名のため当てるところが、いかにも日本人らしい説ですね。
そしてもう一つあるのが、
田んぼの神様を表す 「さ」 という言葉と、その神様が座る場所を示す 「くら」 という言葉がくっついて、「さくら」 となった、という説です。
田んぼの準備がそろそろ近づく 「春」 を告げるために神様がやってきてこの木に鎮座する、いかにも桜らしい神聖なイメージを表現しています。
仏教と並んで日本人の心のよりどころとなっている日本神道に基づいた、日本古来の 「神様」 への親愛と畏敬の念がDNAに染み付いている日本人らしい考え方だなぁと思います。
日本人が無意識に桜を好きなのは、こんな由来を生む心のベースがあるからなのかも知れませんね。
被災地のみなさま、このように桜には何かしら日本人の遺伝子に染み入る “何か” があります。
仙台の桜はピークを過ぎ、これから岩手~青森へ満開の前線がさかのぼっていくところと聞いております。
ご近所の桜が流されたりして愛でることができなかった方は、どうかこのブログに並んだ、全国の温かい方々から寄せられた 「心の桜並木」 をご覧になって、ひとときでも心をお休ませくださいませ。
また、同じように桜を楽しむことができず、かつ、パソコンに不慣れなためこのようなブログを見ることもできないお年寄りの方たちがお近くにいらっしゃる方には、ぜひこのブログをそういった方々に見せてあげていただいて、少しでも喜んでいただければ、私どもとしても幸いでございます。
これは京都府長岡京市にて撮影した写真です。
桜の花びらが川面を彩る 「花筏 (はないかだ)」 によってできた 「桜川」 の絵です。
