忘れてはいけない悲しいことも、徐々に忘れていくことへの罪悪感。

あの時は涙が止まらなかったのに、涙が出なくなる罪悪感。

家族の前では、手も合わせられない。

誰もいないところで、君のいる目の前で、思い出して、泣きたい。

 

昔、君が好きだった歌を聞いて、好きだった焼き肉ライスバーガーを食べて、

君のいなくなった日のサクラの散る景色を思い出して、

君と罪悪感を思い出そうとする。

 

もっと僕が、君の痛みを考えることができる優しい人だったらよかった。

支えられるくらい、もっと強かったらよかった。

恥ずかしがらずに、もっと仲良くすればよかった。

もっといつもいつも、連絡すればよかった。顔を合わせればよかった。

 

もっとありがとうって言えばよかった。

子供のころから、ずっとずっと、大切にしてくれてありがとう。

 

でも、いなくなるなんて、これっぽっちも思っていなかったから。ごめんなさい。

もっと大切にすればよかった。