震災に遭われた方のお見舞いを、
そして、突然命を奪われた、たくさんの方のお悔やみを、
心より申し上げます。


毎日悲しいニュースばかりで、
母であり妻であり娘であり、
そして何より同じ人間として、
どうしてこんなにも辛いことばかりがふりかかるのか、
考えただけで心苦しく、
涙が溢れる毎日です。

かといって、遠くに住む私には、
ほんのわずかな募金をすることくらいしかできず…情けないです。


こんなに辛く苦しい時期にも関わらず、
前向きに、協力しあい、争わず、
今を必死に生きようとしている被災地の方々をニュースで拝見すると、
ぬくぬくと過ごしている私の方が、何かせねばと焦っていて、恥ずかしく思います。

どうか、どうか皆さん、
生きて生きて生き抜いてください。
上がらない雨はない。
出口のないトンネルもない。
かならず夜は明けるから。


…こんな事を、ここで一人つぶやいて、
誰かの助けにも励ましにもならないかもしれないけれど…



そして私には、どうしても納得できないことがあります。
それはここ数日の報道。

今、緊急に必要なのは、
今この時間にも、
孤立している方々、
食料や消耗品や水など、生活するのに最低限必要なものが揃わず困っている方々を、
一刻も早くみつけ、
支援をしたいと心から思う方々に、
どうすれば力になれるのか情報を集め、
それを全国に知らせることではないのですか?

知識人たちの解説や説明は、
今絶対に必要なものですか?
そんなに詳しいなら、
そんなに政府や電力会社や原発を批判するならば、
今すぐ現地に向かい、
現地で夜も眠らず必死にどうにかしようとしている方々の力になってあげてはいかがですか?

私はテレビを見ていて、
心から怒りがこみあげてきます。

原発や電力や地震のしくみを知ることは、
確かに大切なことかもしれない。

けれどそんな話をしている間にも、
助けを求めている方々がいるんです。
その知識をなぜ役立てようとしないのですか?
すでに起こってしまったことを、
批判や分析している場合なんでしょうか?

学のない私には、理解できません。


こんな私の日記などで、
何がかわるわけでもないでしょうが、
報道の方には、是非、今必要な情報を、被災地の方に、全国に、届けてほしいと思います。