そのまま誰にも相談することなく日常生活を続けましたが、やはり歩きにくさを感じる日がきました
右足が前に出るのが遅れる、歩くリズムが狂うような…、そんな感覚でした
それでもまだ、勘違いであって欲しい、気にし過ぎているからだと思い込もうとしました
ALSと認めたくなかったのです

気がつくと右足でつま先立ちができなくなり、足のかかとに強い痛みが生じるようになりました
かかと重心で体を支えていたためだと思います
この頃から歩き方がおかしいと指摘されるようになりました

左足にも違和感を感じるようになったころ、妹からも歩き方がおかしいと指摘され、母と同じALSかもしれないことを告げました
妹もショックだったと思いますが、受診を勧められ病院に同行してくれることになりました

2013年8月に再度受診
母の主治医は退職されていましたが、前回受診したときのカルテが残っていたため話がスムーズにできました
家族性ALSの可能性が高いと判断され、大学病院に紹介状を書いていただきました