簡単グラフィックデザイン おすすめ委員 sakurappyです。
先回 『不要なものが写ってしまったら？』で、写ってしまった
不要なものを消す機能のお話をしました。
今回はその機能を使って、お肌をきれいにみせる方法をご紹介します。
プロフィール用の顔写真にぜひ使いたいテクニックです
修正前 修正後
こちらのモデルさんのほくろを消して肌を整え、顔色も修正しました。
もともと特に欠点はないのでわかりにくいかもしれませんが、
この機能を使えば、シミ・しわ・くすみを解消することができます
不要なものを消すために使うのは、スポット修復ブラシツール（絆創膏
みたいなマーク）と、コピースタンプツールです。
まず、スポット修復ブラシツールを選んでブラシサイズを決めます。
ブラシサイズを修正したいものの大きさに合わせ、修正したいところを
クリックします。
消すというよりも周りのものとなじませるという感じなので、
あまり大きくしすぎると広い範囲で混ざってしまうので注意
例えばこの写真の赤丸部分。ブラシサイズ２５で修正したら、
子供の口が入って心霊写真のようになってしまいました
ブラシサイズを調整しながら少しずつ修正してみてください。
コピースタンプツールはその名の通り、ある部分をコピーして
それをスタンプ（ペースト）することができます。
お肌全体を、きれいな部分をコピーしてスタンプしながら整えます。
Altキーを押しながら、コピーしたい部分をクリック。
Altキーを離して修正（ペースト）したい部分でクリック。
コピー元になる部分は、初めにコピーした所を基準に
マウスの動きに合わせて移動します。
十字マークがコピー元になるところ
十字マークを確認しながらスタンプしましょう。
これで、きれいなお肌になりました
次に、顔色を修正します。上部メニューバーの 画質調整 → カラー
→ 肌色補正 を選びます。左側ツールボックスでスポイトを選んで
顔の1か所をクリックすると、そこを基準にカラーを調整してくれます。
今回は健康的なイメージの顔色になるよう調整しました。
これでほぼ完成ですが、もう少し欲張ってメイクもしてみましょう
新規レイヤーを用意して、ブラシツールの描画色白で顔にハイライトを
入れます。これを、フィルター → ぼかし → ぼかし（ガウス）で
ふんわりとなじませます。同じ要領で描画色をピンク系にして
チークも入れました。
完成です
より美しくなりたい願望から、あれもこれも修正したくなりますが、
あまりやりすぎると実像とかけ離れてしまうのでほどほどに
お顔以外にも、先回の記事でお見せしたように 不要なものが
写ってしまった写真があったらぜひこの機能をお試しください
