もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
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★★★★★

今回は最近ベストセラーになっているこの本です。ドラッカー好きの私としては、これほど一般の方々にドラッカーを広める本が出たことはうれしくて仕方がありません。文章が少し稚拙だったり、時折「うんはてなマーク」と思うことはあるのですが、作者のドラッカーに対する愛に深い感動を得ました。5つ星評価です星                                      

                                                                                     

私がなるほど!と思ったのは、試合はまじめにするのに練習はまじめにしない選手に対して次のように考えたことです。「試合にあって練習にないもの」は何かはてなマーク                                                        

                                                                                 

そして次の3つの要素を考えました。①試合には他人と競争することの緊張感や面白さがあった。しかし練習は多くの場合、自分との戦いだった。②試合には結果が出るという魅力があった。一方練習は結果が見えにくかった。③試合中の選手には責任感があった。一方練習では責任感を感じにくかった。                                        

                                                                              

この分析によりマネージャー達は練習をチーム制に分け、それぞれのチームで互いに競わせるという案を出しました。ランニング練習であれば走るだけではなくタイムを計測し、しかもチームとしての順位を出させた。これにより個人に責任を持たせた。また最も走るのが得意な人間を走塁担当の責任者とし、成果に責任を持たせるようにしたのです。                                                                           

                                         

これは非常に面白いと思いました。自分はサッカーをやってきましたが、こういった視点を持つことはありませんでした。面白い練習とは何か?と考えたことはあったが、試合と比べることもなかったし、そこに責任を持ってこればよいということなど、微塵も感じませんでした。                        

こんな練習ができればもっと上手くなってただろうなえっ                                                

                                                                               

ドラッカーを全く知らない方にぜひとも読んでいただきたい本です。興味が出た方はドラッカーの「マネジメント」や「経営者の条件」なんかを読むと面白いと思いますアップ                                                                              

問題解決の全体観 上巻 ハード思考編/中川 邦夫
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★★★★☆

今回は4つ星です。物事の考え方を整理してもらったビックリマークって感じはするのですが現実問題使うってなると何か難しいです。無意識のうちにやっていることを体系立てて行っていくことの積み重ねが大事だということなんでしょう星

行き当たりばったりな自分に少し反省あせる                                                             

                                                                                     

今回なるほどビックリマークと思ったのは「ロジックツリー」の考え方です                                               

                                                                                 

そしてこの本の中では「それとそれ以外」「ズームアウト」という考え方を組み合わせています。

例を挙げます

問題Q「営業職が少ない」これを解決するのはどうしたらよいか??                                             

                                                                               

まず誰でも思いつくのが①営業職を増やすビックリマークっていう考え方。でもみんなそんなことはわかっています。そこで「それ以外星」を考える。つまり営業職を増やさず対応する。→人数ではなく質という考え方。

質を上げるにはやっぱ②スキルアップってなります。でもそれはみんなわかってます。そこで「それ以外星」を考える。つまり能力が上がらなくても質を上げる→③やる気、体力、モチベーションを上げる                               

                                                                              

そこでいったん思考が止まってしまったら「ズームアウトカメラ」して別の視点で考えます。今までは個人の質を上げることしか考えてなかった。チームの能力を上げてみてはどうだろう??と。そこで④チームスキル向上⑤チームワーク向上⑥チームスピリット向上なんてのが浮かんできます。

さらに「ズームアウトカメラ」して別の視点で考えると、今までは自分たちのことばかり考えていた。他の力を借りれないだろうかと考える。そうすれば今まで考えていた以外では⑦ネットの活用なんて手段もあるんじゃないかと浮かんでくる。                                                                       

                                                                             

こんな風にして一つ案を作ったら「それ以外星」を考える、考えが硬直的になった時は、立ち戻って「ズームアウトカメラ」して考える。こうしていけばアイデアはどんどん広がりますよね!!                                           

                                                                                

                                                                              

問題があるんだが解決方法が浮かばない、解決方法はたくさん浮かんだんだけど優先順位が決められないなんて悩んでいる方はぜひとも読んでみてはどうでしょうか音譜

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術/小室 淑恵
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★★★☆☆

本日は星3つ。これには理由があります。私の残業へ対する考え方があり、本を読んだだけではどうしてもその考え方が変わらず、筆者の「残業禁止ビックリマーク残業はマイナス評価ビックリマーク」の考えを受け入れることができなかったからです。                                                             

                                                                                       

古い考え方かもしれないのですが、私は、残業は景気や季節的な繁忙期に対する人事面のやりくりに使う余裕部分だと考えているのです。

つまり景気が良い時は残業をしても仕方ない。逆に景気が悪い時は残業せずに人件費を削り会社の出費を抑えるべきであるという考え方です。

こうすることで、急に人を雇わなければいけないとか急に人を解雇しなければならないという事態を回避できるからです。

                                                                                    

                                                                                   

しかし、この本でも「なるほどビックリマーク」と思った部分は本当にたくさんあります星

こうすれば今までしていた残業なんてなくなりますよビックリマークっていうアドバイスがたくさん盛り込まれているのです。

                                                                                     

その中でも一番実行できて効果的なのは「朝メールと夜メール」です。                                         

                                                                                         

朝メールではチームのみんなに今日一日の予定を送ります。大事なのは時間見積もりと優先順位晴れ

マネージャーが確認をして、ここはもっと簡潔にしても良いとか、これを優先的にしてほしいとか指示が出るようになると良いですグッド!

                                                                                   

夜メールでは時間見積もりと実際の差異、反省点と良かった点、翌日の予定を書きます。朝メールも夜メールも5分くらいで書けるようになるみたいですよ三日月

                                                                                        

なるほどこうすればマネージャーはチームの状況を非常によく理解できます。またチームメンバー同士でも相手の仕事を理解して、効率のよいチーム作業ができそうです。                                                     

                                             

                                                                           

今までのやり方を変えるのはどこの会社でも抵抗があるかと思いますが、チームメンバーの状況が分からなくなってしまっている会社さんはぜひとも導入してみてはどうでしょう晴れ三日月


ウィニング 勝利の経営/ジャック・ウェルチ
¥2,100
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★★★★★

またも文句なしの5つ星評価の本です。読書があまり好きでなった私が、「本はこんなに面白いんだ!」と本をたくさん読み始めたきっかけでもあります。

この本ではGEのCEOであったジャック・ウェルチ氏が日々考えてきたこと、実行してきたことが書かれているのですが、経営者として何が必要であるかが非常によくわかる良書です本

書いてあることが目新しいといことではなく、ひとつひとつ重要なことをしっかりとしっかりとこなすことが重要であるのだなと感じますメモ                                                                                                           

                                                                                                                          

今回私が注目した一文は、「人を採用するにあたって、一つだけ質問するとしたら、面接で何を尋ねますか?」という問いに対してのジャックの回答です。                                                                                                  

                                                                                                          

面接で一つだけ質問が許されるとしたら、「なぜ今の仕事をやめようと考えているのか、そしてその前の仕事をなぜ辞めたのかはてなマーク」を聞くだろう。                                                                                                  

                                                                                                                     

と回答しています。私は単純な人間なので「この会社で何をやりたいですかはてなマーク」とか面接って聞いてくるもんなのかなって思っていましたが、この質問は確かに奥が深いビックリマーク                                                                                    

                                                                                              

そしてまたジャック氏は人事部門は地位が低すぎるとも述べています。プロ野球チームならば人事部門と財務部門でどちらに力を入れるって言われれば、当然人事部門である。しかし会社では通常、財務部門に力を入れてしまう。

この点もなるほどです。私も人事こそ会社の経営を作っていく最大の力の源泉だと考えていますが、よりそれを強く感じた一節でした。                                                                                   

                                                                                                         

                                                                                                                

人事は難しい、しかし長期的な視点で最も重要な仕事である。人事をやっている方にも是非読んでほしい1冊です晴れ

生命保険の「罠」 (講談社+α新書)/後田 亨
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本日からブログ始めましたビックリマークよろしくですアップ

★★★★★

文句なしの5つ星評価です!保険業界の裏側がわかって面白い!

実際に保険に入る際にも役立つことや、保険の営業マンとどんな話をすればよいかよくわかる良書だと思います。

保険を売っている営業マンに、入っている保険を聞けばいいっていうのはまさになるほどビックリマークです。お祝い金のある保険に入っている方や、保険料があがることがありません!っていう口説き文句に惹かれて保険に入った方にはとくに読んでいただきたいです注意                                                                                  

                                                                               

今回私が「初めて知った!」と思ったのは

「高額療養費の払い戻し制度」です。                                                            

                                                                                                                             

これは、健康保険に入っている人が利用できる制度で、健康保険内の治療を受けた場合、個人負担の上限は一般に月額8万1千円程度でそれ以上かかったお金は返ってくるというものです。

にもかかわらず、医療保険のパンフレットには高額な費用がかかることばかりを訴え、高額医療費の払い戻し制度については小さく申し訳程度に「考慮されてません」と記載されているだけのようです。                                                                                                                   

                                                                       

私みたいな保険をよく知らない人が、高額な費用がかかるんだ!とおびえて保険に入ってしまってはそれこそ恐ろしい話です。。                                                                                                                      

                                                                        

保険は人生の大きな買い物です。自分に合った適切な保険に入りたいものですね星