今日は
Cherry Blossomより1ヶ月後の１０月から開校しようと思っています、
草月流華道教室
《さくら》のお話をしたいと思います
写真は同じ花を使い
和室、洋室それぞれに飾るように生けました
生け花は普通のアレンジメントとは違い
剣山に挿したり、花器や枝振りを利用し生けるので、難しいと思う方もみえますが、
自然な花の向きを見ながら、じっくり考えて挿していくのも、また違った楽しさがあります
私は朝から茶道のお稽古に行っていたのですが、
利休の言葉に
茶の湯とは
ただ湯をわかし茶を点てて
のむばかりなることと
知るべし
と言うのがあります
この歌は茶の湯は決して難しいものではない
と言う意味があるのですが、
その反対に
ただ湯をわかしお茶を点ててお客さんをもてなす
と言うことの難しさをも伝えてる言葉です
華道も書道も、日本の古くからある道は全て、
この言葉の意味と同じように、簡単そうにみえることでも、手を抜くことが出来ることでも、
型や基本をしっかり学び、見てくださる客人のことを考え、手を抜かず心を込めて行うこと
このことを常に頭に置き、この言葉の難しさを考えながら行うことが大切だと思っています
その辺がアレンジとは全く違う日本の心ではないでしょうか
さくらではこの様に日本の心を学ぶ授業をしていきたいと考えています
よろしくお願いします
草月流師範