今回は、謎の浪人「仮面浪人」を徹底解剖いたします!
仮面浪人:大学に通いながら受験をする浪人のこと
ホントにこんなヤツいるの?って思う方々いると思います。
私も見たことがありませんでした。
しかし、ホントにいるんです笑
先日参加した10人以下の食事会には、仮面浪人経験者がなんと二人も!
別に浪人経験者オンリーの食事会でも何でもないのですけどね、これは驚きました。
さて、彼らはどんな生活を送っていたのでしょうか?
ここで、仮面浪人を二パターンに分けたいと思います。
一つは大学入学後、休学して受験勉強に打ち込むパターン。
もう一つが大学入学後、必要最低限の単位を取りながら受験勉強に励むパターン。
前者は普通の浪人とある一点を除いて変わらないので特筆はしません。
後者はおそらく浪人の中で一番過酷なのではないかと思います。
というのも、大学の授業に出るということはその分自分の勉強時間が奪われてしまうからです。
受験勉強と直接関係することを学ぶ学部とかに入ればまだいいのです。英語漬けな学部なら英語の勉強がそこで間に合ってしまうからね。
しかしながら、受験とは全く関係ないことをやる学部、例えば法学部なんかはもう受験生としては相当キツいわけです…
さらに、その大学が自宅からほどないところにあればまだいいのですが、通うのに片道1時間かかったりするとその分もなかなかのロスになるためかなりの負担となるはずです。
さらに一番大きな問題が、学費です。
まだ単位を取りながらの仮面浪人は、受験に失敗して復学する際、とりあえずちゃんと勉強して進級するわけだから金は無駄にはならないです。しかし、休学して仮面浪人した場合、入学費・休学費など決して安いとは言えない額を支払ってしまうわけです。
この他に通信添削や予備校をつけようもんならとんでもない額を費やすことになります。
しかしながら、予備校生にも宅浪にも一つだけ絶対に勝てる部分があります。
それは、受験に落ちてもかえってくる場所があるという安心感があるというところです。
これは、ものすごく大きいです。
普通の浪人生が一番精神的にやられてしまうのはこの点なんです。
「また落ちたらどうしよう」
「二浪だけは嫌だ…」
「もう大学いきたいよ…」
などなどの心配が何度も頭をよぎることがあることでしょう。
しかし、仮面浪人は落ちてしまっても今通っている大学に戻ればいい。
この開き直りが目の前の受験に完全に集中させるのです(もちろんそれに甘んじて遊びほうける者もいますが…)。
こう考えると、意外と仮面浪人、悪くないでしょ?
ちなみに、早慶上智MARCHクラスなんかだと図書館に行けば仮面浪人をたまぁに見つけることができます。見つけてどうすんだって感じですが笑
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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