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父健司

 

 

父健司は昭和一桁生まれで子供の頃12歳で終戦を迎え戦争を少し知っていた

子供の頃は大変だったと言っていた

食べるものが無く芋ばっかり食べていたと言っていた

 

父健司の兄弟は健司を入れて7人 健司は羽鳥家の長男だった

正確には8人兄弟で一番下の妹が小さい時に病気で亡くなったと言っていた

 

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健司は高校生くらいの頃から働いていた

働き者で有名だった

毎日早朝より健司の姉と一緒に東京まで夜遅くまで働きに行っていた

そして小さな兄弟達を食べさせていた

 

帰りは疲れ切ってしまい電車の中で寝ていたら集金したお金を膝の上に置きっぱなしにしたまま眠りこけてしまった時があった 服装がみすぼらしく顔も真っ黒に汚れていたから盗まれなかったと自慢そうに話していた

 

この頃に母ミエコと知り合ったと言っていた

 

 

 

 

 

健司の父親は以前村会議員をしていたが落選してしまう 落選後は何も仕事はせずに健司たちが働いてきたお金で食べて博打をしたり女に使ったりしてどうしようもない親だと言っていた

健司たちが働いてきたお金は家の居間の一斗缶2缶の中に入れていたが父親はこのお金にも手を出し生活費を全部持ち出し使ってしまったと言っていた

 

 

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健司の父親と母親からのミエコに対するいじめはひどく いじめとお金が原因で父健司は母ミエコと子供3人を連れて家を出てしまう

(この頃はひろみはまだ生まれていない)

 

 

 

 

 

父健司は父親に対してとても怒っていた

実際に健司の父親が亡くなる時

「こんちくしょう!大馬鹿野郎!」

「こんちくしょう!」

「こんちくしょう!」

と息を引き取るまで怒鳴っていた

相当な憎しみだと感じた

他にも理由があったがまだこの時には分からなかった

 

 

 

 

 

家を出てからはタクシー運転手やトラック運転手をしていた その後自分でトラックを購入し自営業を営んだ

朝も早くから仕事を熟した 毎日仕事に没頭していた

父健司は働き者で遊びはしない 買い食いもしない お酒は夜少し晩酌する程度 タバコは吸っていたが 50歳位にはタバコは健康のため止めていた 性格は短気 趣味は貯金

その為 金額は当時は不明だったが お金を沢山持っていたと言われていた

平成3年12月末 父健司は癌と診断された

医師より

「来年の桜の花が見られるか分からない」

と余命宣告される

長年の喫煙と仕事の無理がたたり全身が癌になり 気が付いた時には闘病生活わずか3ヵ月と短かった 年齢も58歳と短い人生を突然に終わらせてしまったのだ…

 

 

 

個人の感想です

 

 

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