ループアース

ループアース

小説書いてます!!

あらすじ



宇宙の先には何があるのか

いったい誰が作ったのか・・



ある日届いた謎の手紙

そこには宇宙の秘密が書かれていた


主人公:如月 瑠威(きさらぎ るい)は、

自称、宇宙創設者に会いに行く事になった


そこで待っていたのはー・・


Amebaでブログを始めよう!
20:00まであと10分。
部屋の状況は…壊滅的ですが、なにか?

探したんだよ?
タンスの中もカレンダーの裏も。

あ、靴下の中かも。

煉「クリスマスじゃあるまいし…」

OH! WA・SU・RE・TE・TA☆

面白そうだから泊まるってさ、煉クン。

そんなトコに優雅に座ってないで
手紙探し、手伝ってほしーなぁ。

煉「やだ」

瑠「な、なんも言ってないし!」

煉「おおよそ手伝えって感じだろ?」

なんだよ、わかってるじゃんか!
でも、思考を読むなっ!!


『ピピッピピピッ』


うわっ!びっくりドンキー!!
誰だよこんな時間に目覚ましかける奴!あ、オレだ!!

煉「…茶番してる暇あんの?」

瑠「あー探すの飽きたぁ」

煉「じゃあ、お客様にお菓子でもだしてよ。」

瑠「夜にお菓子食べると太るんだよ!?って…あった!」

煉「はぁ!?どこに?」

瑠「ほら、ドアにくっついてる!盲点だったね!!」

煉(いや、さっきまで絶対無かった!どーゆー事だ!?)

瑠「煉っ!パラレルワールドって何っ!?」

煉「え、行動速いね!?もぅ手紙みてんの!?真剣に考えたオレがバカなの!?」

瑠「珍しい…煉が取り乱すなんて。で、パラレルワールドって…」

煉「自分で考えろバカッ!!」

あらぁー?お怒りですかぁー?
あれ?オレが悪いのか?

まぁ、んなことより
パラレルワールドってなんぞや…?

手紙「瑠威、お前にパラレルワールドの正体を教えてやる。」
さて、どうしよう、手紙。
あれから忙しくて開けてない。
いつの間にか放課後だし、きっとそろそろ…

煉「あれ?まだ開けてないの?」

やっぱり。こいつは絶対にちょっかい出しに来ると思ったよ。
なんせオレの不幸を大爆笑するやつだからな、昔から。

そして、オレの考えが正しければ、差出人を探してるんだろう。
差出人が野郎だという証拠をもってオレをからかうために。

煉は人気者だからな。情報収集はお手のものだ。

瑠「どう?いた?」

さらに、この、流れを無視した唐突の質問でさえ伝わるだろう。

煉「え?何が?」

瑠「ここで流れを無視すんなやぁー!断言したオレ恥ずかしい!!」

煉「先に無視したの瑠威だろ!?なーんて。証拠つかめなかったから八つ当たりだよ。」

さて、どうしよう、手紙。
困った。自分の名前使わないとか、いじめの可能性が出てきたぞ!?

開けたら『死ね』とかだったり!?怖ぇー!!あ、違う、ちょっとびびってるだけだからな!

煉「どっちも情けないよ。」

瑠「うわっ!?心読まないで!!」

煉「瑠威が分かりやすいんだよ。で、そろそろ気になるんだけど?手紙。」

瑠「いや、その、心の準備が必要な訳であって…。」

煉「あ、そっか、怖いんだっけ?弱虫くん?」

瑠「まさか!誰が弱虫だ!!オレは天下の瑠威様だぞ!?」
煉「うむ。では開けて見るがよい。」

瑠「Yes!ボス!!」

煉(天下とったのにボスいるんかよ。さて、内容はー?)


手紙『本日20:00瑠威の部屋に手紙を置く。探してみよ。』

広く暗い宇宙。知らない事がたくさんある秘密の宝庫。

神とはどこにいるのだろうか。地球?宇宙?それとも…?

***


25世紀、世界の技術、研究は進化し、

今では鳥のように1人で飛べるようになった。


そして、簡単に原子もいじれるようになったため、

水不足もないし、クローンも作れる。


地球の物質は調べつくされ人々は本格的に宇宙を調べ始めた。

***

今日、オレ(如月瑠威:キサラギ_ルイ)に手紙が届いた。下駄箱に…。
これはもしやー…


?「なぁ!それってラブレター!?」


…いきなり見られた。よりによって こいつ。

幼なじみで親友である(桐生煉:キリュウ_レン)。


ただ、こいつは憎いことにカッコいいし、優しい。案の定モテモテである。
オレも(ぶっちゃけ)イケメンだとは思うけど、こいつと一緒にいるためか、

ラブレターなどとは縁がなかった。


だから…



煉「祝!初ラブレター!!瑠威さん!今の気持ちをどうぞっ!!」


くそーオレよりモテるからってバカにしやがって!

嬉しいに決まってるじゃんか!!


煉「本当に瑠威って分かりやすいなぁ。面白いくらい!」


ガーン。またやってしまった…。

どーもオレって分かりやすいらしい。

煉「ほら!落ち込むなって!!で、誰から?」


瑠「そりゃ、可愛い子に決まって…ん?え!?」


煉「わぁー・・ホント、可愛い子だねー。えっとルイ子ちゃん?」


瑠「いや!違う!!え!?自分でなんか書いてないよ!?

さすがに!惨めすぎるだろ!?
え?じゃあ男!?しかも同姓同名で漢字まで一緒の!?

学校にいたっけ!?え、他校!?」


煉「うるさいっ!落ち着けっ!!」


瑠「だって!!初ラブレターだよ!?泣くよ!?」


煉「勝手に泣けよ。いいか?

とりあえず、HRまであと何秒か、わかるよな?急げ!!」


一応言っておくが、オレにそんな趣味はねーよ!?

だからこの手紙に恋愛感情入ってたら、オレどーすりゃいいんだ!?


煉「あ!それ、脅迫状だったりな!!」


うわっ!!困る!カツアゲとか!?リンチとか!?オレ、何かしでかしたっけ!?

神よ!命だけはお助けをー!!!


あぁー!!チャイム鳴ったぁ!!