「佐伯祐三-自画像としての風景」

25日まで中之島美術館で開催されていますスター


今年は佐伯祐三さん生誕125周年クローバー


生まれ故郷である大阪で、世界一の佐伯祐三コレクションを誇る中之島美術館が、満を持して開催している特別展です。



観に行く前に、

本を読んで佐伯さんの生涯も勉強済み📖


BSで放送された『ぶらぶら美術館』もしっかり観ましたグッド!

山田五郎さんの解説がわかりやすくて好き♪


本は北野高校時代に同級生だった阪本勝氏(元兵庫県知事)が書いた伝記です。

引き込まれて一気に読めたニコニコ


というわけで、

私も満を持して観に行きました照れ


佐伯祐三さんは大阪市のお寺の次男として生まれ、生涯で2回パリに滞在。

30歳の若さで亡くなります。



1度目のパリ時代クローバー

先輩画家に案内されてフランス画家ブラマンクのもとを訪れます。渡仏後に仕上げた「裸婦」を見せるなり、巨匠は「アカデミック!」と一喝。「型通り」と批判されショックを受けた佐伯は、表現方法を模索し始めます。



北野高校の恩師へ描いた

『ノートル・ダム』

まだまだ滞在したかったのですが、

体調悪化の為いったん日本へ帰国します。


自宅のある東京・下落合(現・中落合)の風景画、大阪で「滞船」シリーズを手がけますが、日本では思うように制作が進まず。

やがて再びパリへの憧れが募っていきました。


『滞船』


『下落合の風景』


帰国して1年後、

再びフランスへ渡ります。


それからたくさんの絵を描き、

5ヶ月足らずで107枚目を描いていたそう。


『ガス灯と広告』


『リュクサンブール公園』

レストラン(オテル・デュ・マルシェ)

この絵は少し離れて観ると、

机や椅子が浮き出てくる3D?!みたい。


レストランの風景が、

これだけ臨場感溢れる絵になるとは。。

ほんとにすごい作品でした!!



絶筆に近い作品の中の2点

『黄色いレストラン』

翌年、持病の結核が悪化し

精神面でも不安定になります。

この絵は屋外で最後に描いた作品。

「描ききった」と家族に説明していたそうあせる



『郵便配達夫』

偶然訪れた郵便配達さんに、

モデルになってほしいと頼み描いた作品。

それ以来一度も姿を見せなかったことから、

奥様は「あの人は神様だったのでは」と話していたそうです。


そして佐伯祐三さんが亡くなった2週間後、

6歳の娘さんも病気で亡くなりました。

いつも一緒に写真に写っていたそうです。


わずか6年足らずの画家人生。

特に2度目の渡仏のあとの絵に圧倒されて

なかなか動けませんでした。

まるで絵が生きてるかのような存在感


早くに亡くなってしまったので、

命を削って描いた絵と言われているけど、

その言葉通りの迫力と目を奪われる魅力がありますね。


とても見応えある展覧会でしたグリーンハーツ


写真おっけーだったので見返しても、

本物の素晴らしさは全く伝わっていない。

当たり前だけど残念ですあせる


キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ


人身事故で電車が止まっていた日、

迂回して疲れたのでマクドナルドで休憩。

疲れ果てて頑張った自分へのご褒美にウインク

桃のスムージー🍑

底に桃がたくさん入って嬉しい♪

おいしかったですラブラブ