不倫をされて、許せないけど
慰謝料請求をしたくても出来ない



という方は案外多いんだ
ということを
わたしはアメブロで知りました。



先に言っておくと
わたしがしたことが正しい
ということでは全くないし、



慰謝料請求推奨派でもなんでもありません。



なんなら
そんな旦那なら離婚すれば?
の離婚推奨派でもないです。



自分が離婚を経験しているので余計に。



どんな結論にも
選ばなかった選択肢が存在していて
どの選択肢にも良し悪しがある。



結局のところは、
自分で選んだ道を


・他人のせいにしないこと。
自分の価値観を夫をはじめとした他人に委ねないこと。


・選ばなかった選択肢には、選んだ選択肢よりも
良いところがあるのは当然。
そして同じように悪いところもあるんだと忘れないこと



に尽きると思う。




だから、



配偶者に不倫され
悩み苦しんでいる人、
心を病んでいる人。



そんな、どこかの誰かの参考になれば、
というだけの記事です。


…………



わたしは慰謝料請求をしたことが
自分の中で
不倫を過去のものとして決別する
きっかけ作りになったと感じています。



それは、
慰謝料請求を不倫相手への制裁とは
考えていなかったから
という点が
大きいのではないかと思っていて。



正確には、
何も背負わず、何もなかったかのように
以前の生活に戻った不倫相手に対し



うちと同じように相手夫婦にも
今回のことを知って頂き
うちと同じように事実を背負い
離婚するなり再構築するなりしてほしい



もしくは会社を退職してほしい



と最初は思っていましたが



わたしに対して法的に認められている対処は
慰謝料請求以外はないと判明してからは



単なる損害賠償請求だと考えるようにしました。



結果的には良かったと思っています。



相手のご主人が事実を知りたかったどうかは
わたしには分からないし、



結局、不倫相手はご主人には知らせない、
その代わりに慰謝料を払う
という選択をした。



ご主人には申し訳ないし、冷たいようだけど、
相手夫婦のことは
わたしがこれ以上関与することではないから。



それに


制裁を加えたい、相手にも痛い目を見てほしい
という気持ちでい続けていたとしたら



相手にとって自分のしたことが
本当に痛手であったかに囚われ
出るはずもないその答えを
追い求め続けていただろうから。



…………



わたしは発覚直前に前職を辞めています。



ですが、退職直後に不倫が発覚し、
ややしばらく何も出来なくなってしまったため
予定していたよりも
転職が大幅に遅れてしまいました。



結果として、
不倫相手が自身の配偶者と旅行に出かけていたGW頃、
我が家の世帯収入は激減。



がむしゃらに節約し、
なんとかその月を乗り切りはしましたが



なぜに、わたしは不倫されただけでなく
生活に不安を覚えなくてはいけないのか。



本来なら、お金に糸目をつけずに
気晴らしをしたいぐらいなのに
なぜ、節約のために
いつもより慎ましくしなければいけないのか。



単純に納得できませんでした。



また、自分がデブに見える病が悪化し
心療内科の受診を検討していたこと。



結果的にお世話になることなく
今に至りますが



当時は回復する気はしなく、
そうなれば医療費もかかるし、
いつまで通院が続くかもわからない。



仕事も出来なくなるかもしれない。



そう思いながら、フラッシュバックに耐え
身体を引きずるように出勤する毎日。



正直、本当に毎日辛かった。



でも
慰謝料を払ってもらえば
最悪仕事を辞めても
何とか今までと変わらない生活を
しばらくは送れる。



そう考えたことで
今まで請求は気が重かったのですが
(直接話すことは良いけど、
請求はな…という気持ちが直前まであった。
なんだかんだでお金っていうのが生々しかった、というか。)



踏ん切りがつきました。







実際、慰謝料を支払ってもらった今
仕事を休んだり辞めたりする気はありませんが



辞めても大丈夫と思えることで
気持ちはすごく軽くなり、
その結果、仕事への活力も生まれたから
と言えます。





不倫相手を懲らしめるためではなく
自分が自分らしい生活を送るため。



発覚する前には決して戻れないけれど、
それを守ることが出来たから



その安心感が、
わたしを前進させてくれたように
思っています。



まあ…わたしがセレブ妻だったとしたら
別に必要のない話だったんですが
残念ながら小市民なのでショボーン



お金の問題ではないけど
お金の問題でもあり。



うまく言えないんですが
お金で解決できる話ではないし
お金で忘れられる話ではないけれど



わたしが
普通の生活を送るためには
必要だった、ということ。





だから



慰謝料請求に反対するご主人たちには
ぜひ言ってやりたい。



だったら奥さんが奥さんらしく生活できるよう
あなたがWワークするなりして
外から慰謝料分用意してくれるんですか?



と。