あじゃぶのブログ

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ケニアで教育支援 モノづくり アフリカ雑貨輸入業

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ジャンボ~!
昨日は現在の住まいである、川崎市多摩区で

”100人カイギ”に登壇させていただきました。

 

私のアフリカでの活動について紹介。

私がなぜアフリカへ移住することになったのか?

アフリカ、ケニアで何をしているのか?

・・・などを生い立ちから振り返ったのだけど、

想いが強すぎて、胸がつかえつつ、

つたない発表になってしまって。

それでも、ああいった場をいただき少しでも多くの方々に

アフリカのことに興味を持ってもらえるきっかけになったかな?

 

さて昨日の話の続きで。

貧しい幼少期を過ごした私が、自分とは比べものにならないほどの過酷な場所で暮らすアフリカの人々と出会ったことが

私の人生の転機になった、という話のなかで。

日本人である私はどうしても、日本の暮らしや日本人の価値観と

比べて考えることが多くなる。

 

かつてオリンピックで金メダルをとった中学二年生の子が、

「人生で一番幸せです!」と発言したのを見て、

たった14年間の人生で!、

などと世間を大いに賑わせたのを

覚えているのだけど、では。

ケニアで私が支援する児童養護施設の同世代の女の子たちの

人生で最良の日とは?

 

たまにはごちそうを、と思い立って鶏、生きてるやつね、

を買ってきて、みんなでさばいて、

手足からトサカから鶏の全てを食べ尽くした翌日。

女の子たちの日記には、

「昨夜は鶏をたくさん食べることができて、

人生で最も幸せでした」

とあった。

今思い出しても、視界が涙でにじんでしまうことば。

 

私たちは、あふれかえるモノに囲まれて、

大切なことを忘れてしまっていくのだろうな・・・

 

私にとって、人生最良の日とは、どんな日だろう?

あなたにとって、人生最良の日とは、どんな日ですか?

 

生きたままの鶏をさばく

生きたままの鶏をさばく

 

鶏がいっぱい入ったごちそう

 

児童養護施設の女の子たちの日記

ジャンボ~!

こんにちは。

少しご無沙汰していました。

先週の3日間をかけて行われた、

KCPE(Kenya Certificate of Primary Education;ケニア初等教育修了証)の試験を終えて、ケニアの学校は休暇に入りました。

ケニア人の人生を決定づける、と大げさに言われているこの

KCPE、5教科500点満点の全国統一試験。

この試験で高得点をマークし、できるだけ成績優秀な進学校を

目指す学習目標は、受験戦争を生み出した。

ただ得点を採るための詰め込み勉強が問題となっていて、

これを改善するため、政府は昨年から

教育内容とシステムそのものを見直す教育改革に乗りだした。

それまで8/4/4年制だったのが、日本と同じ6/3/3年制へ。

教科には、従来の国語、英語、算数、理科などに加えて、

図画工作、生活家庭科を採用。

実技であり、さらに情操面を育成する内容も

重視するようになった。

 

この教育改革を行うにあたり、政府からの号令が

実にポレポレ(スワヒリ語で、ゆっくり、の意)で。

何を、どう、いつ、という明確な指示がバラバラと、

順序立てもなく、突然やってきたりで、

教育の現場である学校は大混乱。

改革を打ち出して2年ほど、今回最後の旧制8年生が

KCPEを終えて、これが全国の子どもたち、親たちを

悩ませてきた受験戦争に終わりを告げたのだった。

 

で、今日の写真はこれ。

1枚目、なんでしょう?

 

蓋を開けると中が空洞。

何を入れて使うものか?

 

答えは、アイロン!

 

2012年に児童養護施設、サイディア・フラハで

洋裁工房を立ち上げた時、初めて目にしてびっくり。

中に石炭を入れて使う!

今はさすがに電気のアイロンを使っていて、日本と同じ

スチーム式のもあるけれど、もっと田舎の通電していない村では

まだこのタイプを使っているだろうと思う。

突然の長い停電のバックアップとして大切に保管されている

古い道具たち。

生活の発展ぶりをしみじみと実感します。

 

 

Jambo!(スワヒリ語で、こんにちは!)

昨日10月20日は、

Mashujaa Day(マシュジャー・デー)という祝日。

当初は初代大統領ジョモ・ケニヤッタの誕生日であって

彼の名にちなんで、ケニヤッタ・デーと呼んでいたのを、

2010年になって今の名前に改めたもの。

”Mashujaa”とは、スワヒリ語で英雄の意で、

ケニアを独立へと導いた初代大統領をはじめとする

Freedom Fighterたちやワンガリ・マータイ氏など

国民的英雄を讃える日になっている。

 

ケニアとの仕事の連絡もお休みだったところ、

South Mount Nkama Academyの校長エスタからは、

相談事のやりとりが続いていた。

相談事の内容は、スクールバスの購入である。

祝日であるにも関わらず、

KNEC(ケニア国家試験評議会)への

在校生の評価入力(オンラインで登録)が終わらないと、

ひとり残業をしながら連絡してきた。

エスタ校長は2010年本校創立期から共に学校を支えてきた

運営メンバーのひとり。

校長でありながら、児童ひとりひとり、

その保護者ひとりひとりと向き合い、

学業の向上はもとより、家庭環境やメンタルの面まで

細やかに向き合っている教育者。

エスタ校長 好きな色は青

 


厳しいけれど、その眼差しは優しく熱い心を持ったエスタ校長。

彼女の手腕もあって、学校運営は

私たちウシリカ・インターナショナルの支援から少しずつ

手を離れ、今はほぼ自立運営ができる体制になっている。

 

そんな彼女たっての願いが、スクール・バスなのである。

本校は私立なので隣町から通学する児童もいるのだけど、

ピキピキ(バイクタクシー)なんかに乗せられて来る子も。

スクールバスがあれば、より多くの遠方の子どもが

通えるようになり、さらなる児童数アップにつながる。

設立から13年。本校の評判はこのエリア周辺で上々で

遠くから入学希望の声があがっているけれど、

なにせ足が無いから通わせられない。

そんな声に応えたい。

 

とはいえ、スクール・バスは50人乗りで200万円は下らない。

(それも、日本車メーカーの中古)

学校に余剰はないけれど、バス購入資金を工面してくれないか?

どうしたらこの希望を実現できるか、共に考える昨今です。

月曜日の朝礼でお話しするエスタ校長(背中)