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さくらです
実は私、
母と喧嘩ばかりしています
本当は母のこと大好きだし
喧嘩なんてしたくないけど
母との距離感が近くなるほど
ぶつかってしまう...
けど、私は母と喧嘩になる理由は
分かっているんです
人には第二感情というものがあって
「怒る」という感情の前に
必ずその原因となる感情
第一感情があります
私が母と喧嘩になってしまうのは
一人で住んでいる母への「心配」から
それが発端で喧嘩に繋がる
そんな、母と娘の関係ですが
今回は母がずっと行きたがってた
念願のイタリアへ旅行してきました
私と母
母の妹とその娘の4人で
10日間のツアーでしたが
北から南まで満喫してきました
ベネチア→ピサ→フィレンツェ→ヴァチカン市国
ローマ→ナポリ→カプリ島→アマルフィ→ポンペイ
毎日、ホテルの移動をし
5時に起きて
7時にはバスで出発します
ツアーのほとんどが
ご高齢の方でした
28人のツアーでしたが
全員お人柄がいい人で
さらに楽しい旅となりました
母は旅行に行くずっと前から
イタリアを旅した人の
yuutubeを観ては
いつか行ってみたいと
夢を膨らませていたのを知っています
いつも会うと必ず
yuutubeで観たイタリアの話に
まるで母が実際に行ったかのように
イタリアの素敵な場所を
嬉しそうに話すのです
今回の旅で母は、yuutubeでしか
観たことなかった景色を
実際に自分の目で
見ることができて
旅行中は夢中になって
写真を撮っていました
まるで少女のように
はしゃいでいた姿が印象に残っています
ローマではオードリーヘップバーンの
映画のシーンとなったスペイン広場で
ポーズを決めて写真を撮ったり
本場のジェラートを食べたり
母が一番行きたかったアマルフィ海岸で
素敵な街並みと
青い海が広がる景色を
目に焼き付けていました
毎日がドタバタしていましたが
記憶に残る素敵な旅になりました
帰国後、母の家に泊まり
二人でイタリアの思い出を語っていると
突然、母が泣き出したのです
私は母の泣く姿を初めて見たので
ビックリしました
「イタリアに旅行に連れて行ってくれて
ありがとう。本当にありがとう。
あなたがいなければお母さんイタリアなんかに
旅行することなんてできなかった
本当に感謝してる。ありがとう」
何度も「ありがとう」と
泣きながら言われて私も母の前で
大人になってから初めて泣きました
そんなにイタリアに行けて
嬉しかったんだなと胸が熱くなった
母は今まで父のことで
苦労してきたからこそ
母ができないことは
私がしてあげたいと思っています
これからは、もっともっと
親孝行したいと強く思うように
以前、母の家で
ある1冊のノートを見てしまったのです
そこには、死ぬまでにしたい
10個が書いてありました
その一つがイタリア旅行だった...
母には秘密ですが、残りも全部
叶えてあげようと思っています
私は、人が喜んでくれることが
自分の喜びです