バンコクの高級ショッピングモール・Siam Paragonにて、
ワチラロンコン国王のお誕生日(7月28日)をお祝いする、
サクン・インタクン作の展示を楽しんでいただけます
非常に細かい手仕事が施されたこの作品、
タイの伝統的なフローラルアートの真髄が散りばめられています。
「クイーン・シリキット」と名付けられた白のカトレアにはフローラルネットが施され、
全体的な色彩は王室の色である黄色。
タイ語ではDok Ruang Phueng(蜜蜂の巣という意味のお花)と言われる
イエロースターというお花は、とても良い香りがし、
タイ王室を象徴するお花として知られています。
また同時に、ワチラロンコン国王が月曜日にお生まれになったことからも、
月曜の色である黄色が国王を象徴する色となっています。
1ヶ月にわたる展示なので、生花の代わりに布を使って装飾が施され、
バナナの葉を折りたたんだり、花びらを折りたたんだり、
つぼみでネット状の模様を編んだりなど、
タイの伝統的なフローラルアート・テクニックが散りばめられています