我が家には2匹の姉妹ねこがいます。
里親募集サイトで12年ほど前に譲っていただきました。
当時はフルタイムで仕事をしていて、1匹だとかわいそう…と思い、姉妹で引き取らせていただきました。
完全室内飼育なので、大きな病気や怪我もなく今まで元気に過ごしていました。
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あるときふと、
我が家のひめちゃん（12才♀）の水を飲む量が増えたことに気づきました。
必然的におトイレの掃除の時も、量が増えたな。。。と感じていました。
なんだか気になり…
“ねこ 水 増える”
こんなワードで検索をしてみました。
便利な世の中です。
↓
ヒットしたのが、
ねこの”糖尿病の疑い”というコトバ。
目を疑いました。。。
知識のない私は糖尿病って、ひめちゃん小柄だし…
太ったねこがなるのでは？…と。
エサだってサイエンスダイエットが主流であれこれおやつとかも我が家ではあげてないし。。。
さらに調べてたり、職場の人に話を聞いたり。。。
『糖尿病って、人間でも水をガブガブと飲むんだよ』
…と。
…私、全くの無知でした。
でもなんだか数日水を飲む量も落ち着いた気がして。。
悩みましたが…
それでもなんだか不安だし気になったので。。。
やはり意を決して、12/1(土)朝イチで病院に連れて行きました。
検索から数日後でした。
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犬がいっぱい。
でも、たまにねこちゃんもいたり。。。
ここは、我が家から徒歩10分ほどの距離ですが…
ねこを入れたゲージを持っては…ちょっと歩けない。
車の免許なし、自転車は前も後ろも子どもが乗る仕様になっているので…ゲージは積めない。。
主人が居る時に車 or タクシーになります。
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12月1日（土）初診。
症状を伝え、血液検査とエコー。
エコーは問題なしでしたが、血液検査の結果、
糖尿病の可能性があると告げられました。
血糖値が通常の約3倍。
通常は 71-148 の範囲のものが、 458 でした。
ねこはストレスがかかり興奮しただけでも血糖値が上がったりするそうなので、あくまで”可能性” ですが、もしも…の場合に備えて、病気のしくみや、その場合の治療についてお話しいただきました。
治療をするなら朝晩のインスリン。
これを自宅で注射。
これをすれば、だいたいねこの平均寿命？までは今は生きる時代だと。
特に治療しませんとなると、だいたい一年くらいの命ですと判然と告げられたのでした。
やれますか？
そう聞かれて『やれます』と即答する自分がいました。
費用もかかる。手間もかかる。
でも、 “1年” …と言われて、どんどん痩せて弱っていく姿をだまってみていることなんか到底できない。後で自分を責め、後悔する事が…、手に取るようにわかりました。
それが飼い主のエゴなのか、なんなのかはわかりませんが、やっぱり少しでも長く一緒にいたい。
カラダがもしだるくて辛いのであれば…
例え完治がないにしても、治療や薬で少しでも楽に快適に過ごさせてあげたいと思うのは、例えペットでも我が子と同じ思いです。
やれる範囲でやれることを…と、決意。
帰りの車でその診断の話を主人と息子にも告げました。
お金がかかることも、もしそうだったら朝晩注射の話も。どのくらいの命かも告げ…
『ひめちゃん、頑張って生きていてほしい』
『そりゃそうだ』
2人の言葉に救われました
とりあえず、まだ可能性の段階なので検尿による検査が必須。上手く採れるか…
採れてから2時間以内に持参を…と言われて、しかもなるべく朝イチ番の…といわれ。。
さらに、ケトン体が出ていたら待った無し。
即インスリンです、とも。
どんどんどんどん新しいことが出てきて。。。
不安を抱え。
ふとした時に”死”が過ぎり、涙があふれる日々。
気持ちも落ちつかず、仕事帰りのバスでうるうる。
正直ピアノにも…全く気持ちも向かえませんでした。。。
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12月6日（木）
初診から5日後。
ようやく採尿でき、病院へ。
平日で主人が仕事。
また雨模様の生憎のお天気だったので、タクシーで行きました。
やはり、不安は的中。
糖尿病の診断が下りました。
さらに、ケトン体もプラスマイナスで出始めているとのことで、まずは半日の入院でインスリンが効く子なのかどうか、半日預かりで調べますと。
どうしますか？
やりますか？
再び確認されましたが、即答。
やりますと答え、3日後の日曜（12/9 )朝イチに連れてくるお約束をしました。
帰りも涙を止められませんでした。。。
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12月9日（日）
そして、昨日その半日入院の日でした。
長くなりました…
とりあえず無事に帰宅して、仲良しの息子の枕元で今は落ち着いて寝ています。
私もひとまず安堵の気持ちです。
続きは改めて。。。
細田真子さんのコンサートのことなど。
よくやく…
方向も定まり…あとは粛々と。。。
見えなかったことが見え、”わからない”という不安からも抜け出すことができました。。。
気づいたときから2週間経ち、気持ちもようやく少し落ちつくことができました。
また半日入院の話は改めて。
小さな、大切ないのちのために。
その重みをしっかりと受け止めて…
頑張ります。
ドロン。