前段

 

こんにちは。

今日も人体の練習をします。

最近は鉛筆でドローイングを繰り返し行っており、白黒の世界で練習していましたが、

今回は油絵具を用いて色をのせます。

 

ヌードクロッキーを掲載しておりますので、苦手な方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成作品

 

 

 

この絵は二時間程度で、練習用に作成しました。

背景は余った絵具でペタペタと塗りました。

 

今回描き始めるにあたって意識したことは、混色をさぼらないことです。

今まで人体は、「とりあえず透明感を出すために色をたくさん使えばいいんでしょう」という考えでしたが、

それで何回も大失敗しました。

そのため、色々な人がやっているという、紙に穴あけパンチで穴を開けてそこに見える色を作り出すという方法を試しました。

 

 

周りの色に目が影響されることなく、色を観察できます。

(汚れた手で触った跡がついてます。)

 

写実的に描くことは本当に根気のいることだと実感しました。

目の前のものに妥協せず近づけていく行為は、私はとても苦手のようです。

混色も、少し混ぜたら全く違う色になったり、逆に適当に混ぜたら近い色になったりして、混乱しました。

 

ただ、今までよりも比較的人の肌に近い色彩を出すことができました。

鉛筆のドローイングの甲斐あってか、前よりも体の構造を意識することもできました。

 

また、私は自画像を描くのが苦手だったのですが、

その理由は、私は観察をインターバルのように感じているからではないかと思いました。

手先が器用でないため、描いているときは集中し、モデルさんを見て一息つき、観察して、また描く...を繰り返すことで、

やわらかな集中を保っているようです。

ただ、自画像となると、自身を見る=モデルを見る行為となり、体がこわばってしまい、休憩が休憩ではなくなるのかもしれません。

 

次は、より混色に慣れるとともに、全体を赤っぽく、青っぽく...など工夫できるようになり、

自分の求める絵に近づけていけるよう努めます。

 

 

 

 

 

参考書籍

 

TACO直伝! 知っているだけで劇的に上達する 人体ドローイングのコツ390

名画・名彫刻の美術解剖学 名作の起伏から内部構造を判別する

 

モデルさんは以下のサイトを参照しました。

 

 

本日もお疲れ様でした。