「え…?」
頭の中に響いてきた声に驚き、つい反応してしまった。
『(…朔?朔なのか?…何処に居る?)』
「え、えっと、私は朔だよ?貴方は誰?」
『(…っ…。俺は晦だ。)』
「…か、い…?」
『(あぁ…)』
何故かとても懐かしい響きだった。
“晦”と名乗った人。
“人”と言った確証はないが、不思議なことになぜか分かった。
「(ー…男の人…私より二つ上の…。)」
「…っぁ!!」
激しい頭痛が朔を襲った。
「(私は…私は何を忘れているの?)」
『(朔!…っクソッ時間が無い…待ってろ、絶対にあの“約束”は守るからな。)』
「やく、そく?」
晦の声が途切れ、膝をつく。
「(…知らない。いや、私が覚えていないだけ?)」
作は必死に記憶を探った。
「…!」
耳鳴りがし、顔を上げた。
「なに、これ?」
朔の頭の中は混乱していた。
つい先程まで廃墟だった街並みが、見える限り全て上も下も分からない真っ白な空間になっていた。
その空間には、テレビのような四角い形をした薄いガラスのような物が幾つか浮いていた。
「あれ…?これ、私の記憶?」
その薄いガラスのような物には今掘り出したばかりの記憶が映し出されていた。
「これを使えばひょっとして…。」
ゆっくりと朔は立ち上がった。
ーー
めっちゃサボってます。ごめんなさい。本当にごめんなさい。
下書きしてないよ~(T T)
これからはちまちま更新してきます。
でもやっぱり亀のまま。
