会えるはずだったんだけど。
神様は、それを許してくれませんでした。
これも運命なんでしょうか。
出会ったことに、意味がないということでしょうか。
奇跡は、
起こるものでなく、
運命が導くものだというなら、
あなたと私が出会ったことは、
もうそれだけで奇跡で。
その奇跡に感謝こそすれ、
それ以上を求めてはいけなかった?
だけど、
あなたがいる街の空気を思い切り吸って、
あなたも見た街の風景をカメラに収めてきます。
あなたの、幸せを願うだけの恋だということを
こんな形でつきつけられて、
風景は、涙でかすむかもしれないけれど。
だけど、すぐ近くにあなたがいる。
そんな空気を感じに、少しでも近くへ行きます。

