伊根に至る道。 | 櫻井の日々。

伊根に至る道。

昨日の反省を生かして、それほど早起きはしなかったものの、タイムテーブルを脳内で再構築する。そして予定時間より早く昨日と同じ店にたどり着いた。今日はやっていそうだった。記帳を済ませたら10時30分に再集合と伝えられる。期待が高まるぜ。それにしてもこの辺りは道が狭い。それだけがネック。恒例の時間つぶしのための喫茶店までの道のりがはるか遠い。結局最初に選んだ店は全然感じが良くなくて、おばさんとのやり取りも意味不明だったので、やっぱりやめてレトロな店に入った。まだこっちのほうが良いよ。

そして赤垣屋に続き、行ってみたかった店、宮武の早めのランチ。おじさんのちょっと癖のあるルール説明があったものの、結局は良い人なのだと思った。今日はブリのバジルソース。これは本当に美味しかったよ。朝食をまったく食べない自分が、2杯ごはん。良い店だった。リピートします。こういう感覚はうれしい。昨日の大将もそうだった。

結局雪は降っていなかったし、積りもしなかった。保険のため、4WDでスタッドレスの車を借りていたので、乗り換えて、今回は久々の天橋立方面に向かっていく。数年ぶりだな。あの時は南側に行ったので、今回は北側に。途中、純米大吟醸を購入。こんなんなんぼあってもいいですからね。元伊勢籠神社を参拝する。今日は満月じゃないかということで、売り出されていた満月限定のお守りを購入。しかも新月限定のお守りとの組み合わせた時のデザインがおしゃれすぎる。これはもうもう一つを手に入れるためにまた来るしかないじゃないか。そして、あの時以来のリフトに乗って、傘松公園方面に。空気も気持ち良い。又覗き。なんだか雰囲気の良いLINEも続いている。突き飛ばされるなよと。宿のチェックインを若干遅らせる。地元のスーパーマーケットで食料を購入して準備を整える。

いよいよ伊根の舟屋に。ここには来てみたかった。宿から見る海をのんびりと見ながら小休止。女将さんも優しい。この時期の床暖房がうれしすぎる。

日が暮れてから、地元の鮨屋に。鮨いちい。貸し切りになっていた。ここも良いお店だった。同じ鯛でも3種類も違う食べ方をした。日本酒は京の春。事前には、もう終わっているかもよ、と言われたけれど、きちんと出てきたブリしゃぶ。大量に肝の乗ったカワハギ。ここの大将も最高でしたね。店員さん3人の連携もほほえましかった。また来たい。


宿に戻る。寒い夜になった。こよりを作ったり、のんびり風呂に入った後のオロポを飲んだり、サティアンみたいな写真を撮ったりして夜が更けていった。良い街だ。とにかくまた来るのは大いにありだった。