今やジャマイカだけでなく世界進出して活躍しているChronixxの初来日。公演は大阪、川崎、東京の3日間と滞在日数もかなり短期のハードスケジュール。その2公演目にあたる川崎公演へ。
この日は徐々に人が集まってくる感じで早い時間はやや少なかったものの2時近くにはほぼフロアが埋まるほど人も増えてきていました。
イベントの色もありSteppez DelightとかRoots系?のCDをよく見ていた、買っていた人も多かった様に感じましたが、自分は発売したてで欲しかった最新のFUJIYAMA - Earth Ruler Mixを購入しつつ。FUJIYAMA SOUNDご本人も遊びに来られてましたね。
イベントのアーリータイム担当はMighty CrownからPapa Cojie。知らない曲も多かったですが、イベントの色に合わせてかJah 9やRaging FyahなどNew Rootsの音など古い曲だけに捕われず近年の曲も混ぜながら早い時間の雰囲気を作っていました。
この時間ビッグチューン中心の時間でBeres Hammond,Buju Banton,Sizzlaなどから今年ヒットしているVershon,Jahmiel,Nesbethの曲やRihanna - WorkやDj Bravo - Championもプレイ。そして夏開催の横浜レゲエ祭にも出演が決まっているBeenie Manの曲など幅広い選曲で湧かしていました。
続いての登場はMighty Crown FamilyからFire Ballのショーケース。少し休憩していたんで全部は見れなかったけど、昔と少し違って近年は歌モノの曲が増えていてショーもミディアムの曲が増えている印象でした。個人的には「流」をやってくれたのが嬉しかったです。
時間は3時近くなり、早い時間から立ちっぱなしなんで少し疲労も溜まってきてましたがステージにはついにバンドがスタンバイ。
Masta Simonの呼び込みからChronixxが呼び込まれてバンドの演奏がスタート。
Tropical Escape RiddimのAin't Know Giving Inでの合唱からの、個人的にかなり好きな曲They Don't Knowには痺れました。
Who KnowではProtojeのバースを歌ったり、Here Comes TroubleではRoots Man Riddimに乗せてJesse Royal,Jah 9,そしてDamian Marleyの曲も披露。
終盤には曲調が違うのもあって何となくやらないんじゃないかと思ってたんだけどMajor LazerとのBlaze Up the Fireも歌ってました。Chronixx自身も大騒ぎしつつ会場も手拍子で一体となり盛り上がりは最高潮に。
MCで「マリ○ァナはドラッグじゃない、Tree(木)だ。マンゴーと一緒だ」と言いつつw
Rastaman Wheel Outも披露。
Chronixxはとても見たかったアーティストだったんでたっぷり1時間以上の長いショウで聞きたかった曲も全てやってくれたんで大満足でした。
会場も人が多いだけでなくてレゲエ好きな人だらけな雰囲気で曲の反応も良くて面白かったです。ちょっと男率が高めな気はしましたがwまたこういうイベントあれば行きたいと思いました。フェスの規模じゃなくてこのぐらいの規模で内容も良くて楽しめるのがいいね。浅すぎず深すぎずみたいな。
最後に若干違うかもしれないけどChronixxのセトリを。
ーChronixx Japan Tour セットリストー
Alpha & Omega
Spanish Town Rocking
Roots & Chalice
Ain't Know Giving In
They Don't Know
Give Me A Try
Ghetto People
Capture Land
Start A Fire
Who Know
Majesty
Smile Jamaica
Here Comes Trouble ~ Roots Man Riddim Medley
Blaze Up the Fire
Rastaman Wheel Out
Like A Whistle
Spirulina
ーアンコールー
Behind Curtain
Warrior
Odd Ras ~ Rub A Dub Style