どうしても我慢ならなくなったから書く。

私が日雛じゃなくなった理由。

※タイトル通りかつ雛森に辛口めなので、日雛大好き!というかたや、雛森大好き!というかたはお読みにならない方が良いかと思います。
読んでから苦情はなしでお願いいたします。


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原作を何度読んでも、日番谷が雛森を心配する、危機から護ろうとする描写はあるのに、全く雛森が「日番谷冬獅郎」に心を向けている描写がない。
「幼馴染みの小さな男の子シロちゃん」ではあっても。
公的な場(仕事中)でさえ全く弁えることなく、上から発言するし。

(日番谷「隊長」が同格である藍染「隊長」を呼び捨てにするのは(自分の感情だけで)許さず怒って「隊長」呼びを強制するのに、「副隊長」である自分は、いくら正されても無視して、上官の日番谷「隊長」を「くん」づけ、「ちゃん」づけだし)

もし少しでも心が日番谷に向いてれば日番谷の誕生日の花火に乱菊さんや「藍染隊長」を呼ばないと思うし、寝衣で「藍染隊長」の私室に真夜中に向かう?

なのでどうしても雛森が日番谷を「男」としてみることはないとしか思えない。
雛森からみたらたぶんずっと「弟」で、
日番谷にとっても大切な「家族(姉であり妹)」。

そして日番谷の護り方も

「家族(妹)に手を出したら容赦しない、形振り構わない」

であるようにしかみえない。家族が傷つけられたり殺されそうになったらそりゃ全力で阻止するでしょ。
どちらかというとすごく甘くて過保護な兄。
(「妹に血ィ流させたら俺が~」は一護とか、最近白哉も言いだしそうな感じ)


刃を向けられたときも、そりゃ斬ることなんて出来ないけど、雛森に斬られてやったりしないで、一旦殴って(手刀?)戦闘不能にし、きちんと現状「本命」の市丸に対処しようとしてる。

(それをアニメで、偽雛森に甘過ぎてやられまくって本命の敵へ向かわない子……みたいな改変されて悲しい。
完全催眠にかかって雛森を刺しちゃった後だったというのを差し引いても、日番谷隊長なら雛森2人くらいいくらでも傷つけずに捕らえて戦闘不能に出来ると思う)

それに、最後に会ったとき滅茶やつれたまま「藍染隊長を助けてあげて」って言った人が、
その藍染との決戦の場にやってきたら、誰だって「なんで来ちまったんだ?」ってなるよね?
大丈夫か?って
敵前で感情駄々漏れは良くないけどね!!


藍染隊長が「良い人」だったときは何も口出ししてないし(藍染の身を心配する忠告はしても)、
対藍染戦が終わった後は全くもって2人の会話・交流的なものは描かれていない。


結局のところいつもは別々に充実した生活を送っている仲良し兄妹。(兄は妹に弱い)
たまに一緒に帰省はするかも。
って感じだと思う。


ちなみに雛森が日番谷に刃を向けたことについては、そんなに否定はしない。
(日番谷側からしたら本当に酷いと思うけど) 

それでも自隊の隊長を最も信じたいと思う気持ち自体は理解出来るし、どの副隊長でもそうだろうと思うから。 
(そしてときに女の子は家族<<<<<好きな人だからね)

ただその選択に責任を持てとは思う。
(葛藤はあれど)「自分が信じたいから信じる」だから「責任を持って私があなたを斬る」ではなく、
「私だって本当は信じたくない」「でも藍染隊長が言ってるから」「仕方なく」という他人のせいにするような言い方は……
これからも色々なことを他人のせいにしそうで怖い。


ここからは二次の話になるが、
絵的に可愛い2人だと思うし、仲良しでいてほしい。素敵な日雛小説もある。それを否定するつもりはない。

ただ疑問に思うのは原作延長上の話で、日番谷を謝らせて、雛森が許してあげる(謝罪一切なし)というスタンスが結構あること。

日番谷が性格的に自分を責め、謝るのはわかるが……雛森は許して「あげる」立場なのか?

(なんでいつも雛森は名字で呼んで「あげる」とか(実家に)遊びに来て「あげる」とか上から目線?)

いつももやもやで終わり、そこから離れた。

一方的に雛森が悪かったとは思わないが、雛森も反省すべき点や日番谷に謝るべき点あるでしょ??となる
雛森は何も悪くない!!みたいなのをみると、違うでしょうと思う。



少しいらっとしてしまい滾って書いてしまいました。
気分悪くされた方がいたら申し訳ありません。