現実と直面する。


ものすごく大事。


ただ、ここでいう、現実って、一体何を指すのかわかりにくいんよね。


現実って、あまりにも抽象的過ぎる。


それを、もっと分かりやすくいうと、核心を突くもの。


この行動をやれば、今の環境が変わるような重要なもの。


どんな人にも、その人にとっての核心があり、これをやれば今と違うステージにいける行動というものがある。


だが、それを意識できている人は少ない。


なんたって、核心を突くものって、大概、痛みや怖れ、抵抗などが伴うから。


受け入れていなければ、危険とみなし、選択肢から排除する。


ゆえに、核心を突く行動をやらず、核心から外れた行動ばかりをやる。


でも、核心から外れた行動をやっていても、何かが変わることって少ない。


やっている気にはなっているのだが、結果には結びつきにくい。


核心から外れたことに対しての努力って、行動と結果が結びつかない。


けど、そのことに気づいていないから、いつまでも見当外れの努力を続けちゃう。


想いが中途半端な人、覚悟が弱い人、適当に考えている人は、核心が何なのか自分で気づいていないことが多い。


そのため、現実と直面することができないんよね。


自分ではやっているつもりだが、本質からは逸脱している。


本質から逸脱していると、自分が望む結果を得ることはできない。


だったら、どうやって、本質を認識したら良いのか。


まず、本質は何なのかを考えること。


そして、今、一番やりたくないことを考えること。


一番やりたくないことこそ、本質である可能性は高い。


それをやれば、様々なことが変わることを分かっているからこそ、様々なことが生じることが分かっているからこそ、一番やりたくない、と感じているんよね。


しかも、一番やりたくないものを受け入れてやれば良いのに、他のことに意識を向けて、考えないようにする、意識を向けさせないようにする。


ゆえに、どうでもいいことに意識を向け、エネルギーを注ぐ。


おそらく、それなりの達成感はあるだろう。


だが、環境が変わるほどのものではない。


核心から外れたものをチマチマやっていても、環境は変わりはしない。


次のステージに進むことができるものではない。


嫌な想いを抱いたからといって避け続ける。


それでは、いつまで経っても、核心を突くことはできない。


核心を受け入れることはできない。


逃げたからといって、どうにかなるわけではない。


単に、答えを出すことを先送りしているに過ぎない。


それが重要なものであれば、先送りにしたからといって、また出会うことになるのに…


だったら、できる限り早目にやった方が良い。


やって、どうなるかを知った方が良い。


おそらく、核心を突けば、環境は変わり、人生が動く。


この可能性は限りなく高い。


それを受け入れることができる力、想い、意識を備える必要があるんよね。


これができれば、核心を突く行動ができ、今までと違った世界を見ることができる。


核心を突くことを、怖れとしかとらえていない間は、いつまで経っても、核心を突くことはできない。


多くの人が陥っていること。


そして、多くの人が核心から目を背け、立ち留まっている。


核心を突く人は、ドンドン先を進み、核心から逃げる人は立ち留まっているだけ。


そりゃ、双方の間には、大きな差が生まれるよね。


誰が見ても、一目瞭然。


核心を突くことができる人でありなよ。


核心は、数回突くことができれば、それが当たり前となり、超スピードで成長していくから。


核心を突く場合、最も時間がかかるのが、自分にとっての最初の核心。


それを越えることができると、人生は、だいぶ前向きになる。


ただ、核心を突く行動をしている人って、意外と少ないもの。


なんせ、自分の核心を意識している人や自覚している人は少ないから。


何気なく生きていると、核心から外れたことばかりをやっているもの。


自分と向き合い、その時の自分にとって最も重要なことをやる。


それができている人ってやはり少ない。


そもそも、何が最も重要なのか分かっていない人が多いんやから。


目の前にある適当なものを選びそれをこなしている人ばかりなんやから。


だって、何気なく生きるのであれば、別に核心を突く必要はないから。


適当に選び適当にこなして生きることはできるから。


核心を突く、というのは、より良い人生を歩むこと、一つ上のステージを目指して動くこと。


そういうことに意識がない人は、核心を突くことを考える必要もなければ意識する必要もない。


当たり前と言えば当たり前。


なんたって、人は意識しているものしかできないから。


成長を意識していない人にとって、核心を突くものって知る必要がないもの。


知ろうとしなくていいも。


ただ、より良い人生を求めているなら、核心を突く行動を取りなよ。


現実と直面して、最も重要なことをやりなよ。


逃げていても何にもならない。


最も重要なものを、他の何かで覆い隠しても何にもならない。


だからこそ、受け入れて実践する。


多少の痛みや抵抗、不安などがあっても…


そんなこと気にせずやったら良い。


現実と直面できるかどうかで、人生はガラリと変わるんやから。


先々に進むためにも、現実と直面できる人でありなよ。


その意識が、行動の制限を和らげ、先に進みやすくしてくれるから。


そして、最もやりたくないものが、本当にやりたくないのか疑ってみなよ。


実際は、核心で避けている場合も考えられるから。


ちゃんと本質をとらえるように意識しなよ。


外していたら、とんでもないことになっちゃうんやから。


そのことを肝に銘じなよ。



サコヤンの独り言

「核心を突くことができる人であれ」