上手くいく時、大概、効果が出るアプローチを試みている。


上手くいかない時、大概、効果が出ないアプローチを試みている。


そして、上手くいかなかった後、どんなアプローチを取るかがすごく重要。


なんたって、アプローチを変えて臨むか、同じアプローチで臨むかで結果は大きく異なるから。


仮に、効果が出ないアプローチを再び繰り返した場合、高い確率でまた効果は出ない。


何度やっても効果が出ない。


なんせ、元々、効果が出ないアプローチを繰り返しているから。


効果が出ないアプローチを何度繰り返そうと、同じこと。


効果は出るものではない。


だが、何度も何度も、同じアプローチを続ける人は結構多い。


なぜなら、他のアプローチを知らないから。


知っているのは、効果が出ないアプローチしかないから。


余裕がなくなり、効果が出ないアプローチしか意識できなくなっているから。


何をするにしても、アプローチ方法は何種類もある。


ただ、人は今までの経験上、自分に合いそうなアプローチ方法を選ぶ。


そして、何かを選ぶとそれ以外は選択肢から外すことになる。


しかも、一度選択肢から外れたものは、また、選択肢に戻ることは、あまりない。


自分が、選択肢から外したものを再び受け入れるまでは…


そのため、通用しないアプローチで何度も何度も挑んでしまう。


今のアプローチでは通用しない、と自分で自覚するまでは…


ただ、自覚するまでにかかる時間は、人によって異なる。


すぐ気づく人もいれば、多くの時間を要しても気づかない人もいる。


頭の回転が速く、自分を客観的に見ることができる人ほど、早く気づき修正する。


だから、時間をかけることなく、アプローチの仕方を変える。


一つのアプローチにこだわらずにいくつも試すから、効果が出るアプローチにたどりつく時間が少なくて済む。


ただ、こんなことができる人は、生まれながらの素質を持っていて、まちがいなく優秀な人。


数は少なく稀な存在。


多くの人は、自分のことを客観的にとらえる能力が乏しいもの。


ゆえに、すぐ修正することは、中々、できることではない。


でも、それでOK


だって、簡単にできないことが普通だから。


何も、自分のことを一人で客観的に見る能力を高める必要はない。


あるに越したことはないが、必ずしもいるものではない。


なんせ、自分のことを人に見てもらえれば良いんやから。


自分で自分をとらえるより、確実性は増す。


信用できる人に自分を見てもらい、アドバイスを請う。


すると、簡単にアプローチを修正することができる。


効果が出るアプローチで臨むことができる。


なんたって、自分以外の視点を容易に取り入れることができるから。


自分の経験によって導き出したアプローチの仕方が間違っていることなんて、多々ある。


そんな時、どうすれば上手くいくのか。


それは、まず、自分のアプローチの仕方が間違っていることを認めること。


でも、認めるには、比較できるものを用意する必要がある。


他のアプローチを知らずに、自分のアプローチがまちがっているとは、認めることなんてできやしない。


簡単に認めることができるなら、自分のアプローチの手段を容易に手放すことができるもの。


だが、実際のところ、自分のアプローチ方法は、中々、手放せるものではない。


だから、上手くいっている人のアプローチなどを知る必要があるんよね。


知るからこそ、自分の無力さに気づき、自分のまちがいを納得することができる。


自分独自のアプローチの手段しか知らないというのは、当たれば大きいが、外せば危険極まりない。


ゆえに、人に直接聞いたり、本を読むことなどが大事なんよね。


最も良いのは、人に教わること。


だって、人に教われば、調べる時間を省くことができる上に、効果的に身につくから。


何から何まで、一人でやるとなると、膨大な時間がかかる上に、効果が出ないアプローチを導き出す可能性がある。


そのため、社会に出れば、一からすべてを一人でやることなんて滅多にない。


なんせ、効果は薄いし、効率も悪い。


こんなのは、少し考えたらちゃんと分かること。


けど、学生の間は、自分一人の力でやることが良しとされている。


しかも、自分一人の力でやらなければいけない、と勘違いしている人は多い。


しかし、実際は、違う。


受験であれ、就活であれ、協力者を得た方が効果が出るアプローチを用いてやれる可能性は高くなる。


だから、当たり前のように協力者を得たら良い。


特に、今から就活を始める人は…


何もすべてを一人でやる必要はない。


そもそも、社会は、そんな風にはできていないから。


社会に出ようとしている人が、社会で用いられていない方法で就活をやったって仕方がない。


多くの時間がかかるだけ。


そんなことをしても、時代錯誤。


非効率極まりない。


協力者を得た方が、効果が出るアプローチを用いることができるなら、その手段を遠慮なく選べば良い。


これも賢い判断の一つ。


一人でやらなければいけないことでないなら、人の力を借りる。


効果が出るアプローチとして有効な手段。


とにかく、どうすれば、効果が出るアプローチを用いることができるかは、意識して工夫しなよ。


これが、後々に活きてくるから。



サコヤンの独り言

「人の力を借りることは効果が出るアプローチの一つ」