伝える力。
すごく大事。
伝わる力があるかないかは人生に大きな影響を与える。
おそらく一番最初に感じるのは、就職活動を始めた時であろう。
どんなに素晴らしい能力を持っていたとしても、それを伝える力がなければ、相手は納得しない。
就活で一番求められるのは、志望動機でもなく、自己PRでもなく、伝える力なんよね。
伝える力を前提にして、多くのことを求められている。
このことに気づかなければ、痛い目に遭う可能性は高い。
ただ、伝える力というのは、一朝一夕に身につくものではない。
しかも、苦手にしている人は多い。
なぜなら、学校教育では、伝える力はほとんど必要ないから。
学校では、上手く処理することばかりを求められる。
なんたって、テストがそうなっているから。
テストがそうなっている以上、伝える力を伸ばそうとはしないもの。
だから苦手な人が多い。
いや、鍛えていない人が多いと言った方が良いのかもしれない。
なのに、就活では、伝えることが求められちゃうんよね。
ゆえに、普段伝える力を鍛えていない人は、伝える力を伸ばすことを意識した方が良い。
何も意識せずに臨むと、かえって、泥沼にはまってしまう。
では、伝える力は、どうやったて鍛えたら良いのか。
大切なことなのに、教えてくれる人は滅多にいない。
そりゃそうじゃよね。
就活同様、絶対的な答えはないんやから。
各々の特性によって何が良いのかが変わってくる。
ただ、共通して、感情が大きく動く経験をすること、自分自身を表現することが挙げられるのではないか。
これは、何だって良い。
文章を書くことでも、絵を描くことでも、歌うことでも。
ましてや、スポーツすることだって良い。
普段から感情が大きく動いている人ほど、相手に伝わりやすくなる。
なんせ、自分の言動に想いを込めやすくなるから。
どんなことでも、適当に発するだけでは、相手に伝わらない。
体裁よく発したつもりでも、実は、伝わっていないことは多い。
知ってもらうことと、伝わることは大きく異なる。
これを履き違えると、大事な場面で痛手を負うことだってある。
だからこそ、普段から伝える力を意識して過ごす必要があるんよね。
なんたって、人の力は素晴らしく、普段から使っていると、少しずつ着実に伸ばすことができるから。
僕自身、以前は、想いを込めて主張することができなかったし、自分の想いを何も書くことができなかった。
伝えよう、という想いさえ抱いていなかった。
けど、日々、少しずつとはいえ文章を書き続けていると、ある程度の量を書けるようになっていた。
そして、次第に自分の想いを発信できるようになっていた。
今までやってこなかったことでも、やり続けているとある程度のところまでは成長する。
ゆえに、やった方が良い。
普段から伝える練習をしておいた方が良い。
伝える力は、決して、就活だけに必要な能力ではないから。
むしろ、就活が終わり、社会人として生きる時により重要となる。
だって、社会人になれば、伝える機会は山のようにあるから。
プレゼンや商談、同僚や上司との間にも、様々な場面で伝える行為は存在する。
そこで、伝える力があるかないかは、結果にも大きな影響を与え、同僚や上司との関係にも大きな影響を与える。
伝える力がある人は、やはり得することは多い。
結果を出すことはもちろん、周囲との関係が良好だったりする。
一方、伝える力が弱い人は、様々な場面で相手に誤解を与え、ギスギスした関係を築くことが、多いもの。
チョットした差が大きな差となって現れる。
それが、伝える力なんよね。
だから、伝える力を伸ばすことは、普段から意識して過ごしなよ。
そのためにも、感情が大きく動くもの(夢中になれるもの)を実際にやるんやで。
また、自分を表現できるものを意識して取り入れるんやで。
こういったものがない場合は、自分の想いを言葉にし続けるんやで。
想いを吐き出すことでも、心は動くから。
もちろん、一回二回では、何の影響もない。
だが、十回、二十回、百回となると、自分の中で何かかが少しずつ変わってくる。
質を高めるためには、ある程度の量が必要となる。
量なしでは、質が高まることは滅多にない。
それが現実。
ゆえに、伝える力を伸ばすためにもまずは、量を重ねるんやで。
ちゃんと続けていると、着実に伝える力は伸びていくから。
しかも、伝える力が伸びるにつれ、自分に対して自信を高めることができる。
伝える力を伸ばすことは、地道な作業かもしれないがやる価値は大いにあるんやで。
なんたって、自分の人生を変える力があるから。
もっと、伝えることを意識して過ごしなよ。
意識して過ごすからこそ、伝える力は伸びていくんやで。
このことを肝に銘じておきなよ。
サコヤンの独り言
「伝える力は自分次第でどこまでも伸びる」