できるようになったことを自覚する。
ものすごく大事。
なぜなら、これは、自分に対しての自信を育む方法の一つだから。
たとえ、どんなに些細なことであっても、できるようになったら、それをちゃんと自覚する。
すると、「できるようになった」という印象が残る。
この印象を残すことが非常に大事。
なんたって、どんなことでも「できるようになった」という印象が残れば、次何かをやる時に活きてくるから。
「前回、あれができたから、今回もできるようになるはず。」
と思えるようになる。
こう思うことが、「できるようになる」にはすごく大切。
なんせ、どんな想いで臨むかによって、できるようになるかどうかは、大きく影響するから。
仮に、「できないかもしれない」と思いながら、挑戦したとする。
この場合でも、上手くいけばいいが、上手くいかない場合、できないことを正当化する可能性が高くなる。
「やっぱりできなかった」
と思ってしまって・・・
スタートの時点で「できないかもしれない」と思っていると、粘り強さを失う。
そして、数回の失敗で簡単に諦めちゃう。
だから、より一層、自分に対しての自信を抱けなくなっちゃう。
だが、「きっと、できるようになる」と思いながら臨むと、案外、どんなことでもできるようになっちゃうもの。
だって、「できるようになる」工夫をするから。
たとえ、上手くいかないことがあっても、それを糧にして次につなげる。
よって、少しずつできるようになっていく。
時が流れると共に自ずと。
そもそも、何かを「できるようになる」コツは、少しずつできるようになることなんよね。
一つのことに対して、少しずつできるようになれば、ちゃんとできるようになる。
これは、まちがいない。
ただ、些細なことでもできるようになると、それをきちんと認めること。
それが大事。
認めると、自分が成長していることが実感できる。
この積み重ねが、自分に対しての自信を育んでくれる。
でも、些細なことができるようになったところで、その成長を実感している人は少ない。
何事もなかったかのように、次に進む。
すごく、もったいない。
だって、自分に対しての自信を育むチャンスを失っているんやから。
自信は、些細なことであっても育むことができる。
自分さえ、「できるようになった」ことに意識を向ければ・・・
決して、大きなことを成し遂げた時だけ、自信を育めるというものではない。
むしろ、些細なことで「できるようになった」と実感することの方が重要な気がする。
なぜなら、何をするにしても「きっとできるようになる」というマインドで臨むことができるようになるから。
何度も何度も「できるようになった」と実感していると、それが自分の中に浸透するんよね。
一回では、浸透しなくても、それを百回、二百回とやっていれば、否応にも浸透していくもの。
これは、板に釘を打ちつける時に似ている。
板に釘を打ちつける時、一回打ちつけるだけでは釘は板の中に入っていかない。
でも、何度も打ちつけていると、次第に板に入り、終いには、抜けなくなる。
抜けなくなるまで打ちつければ、何かがない限り、抜けることはない。
ゆえに、「きっとできるようになる」というマインドが自分の中に浸透するまで、何度でも「できるようになった」ことを実感すれば良い。
たとえ、些細なことであっても・・・
「できるようになった」ことに、大きい、小さいは関係ない。
大切なのは、実感することなんやから。
そもそも、多くの人は、以前の自分に比べて、できるようになったものがたくさんある。
自分では意識していないだけで・・・
振り返って、数えてみると、意外に多いことに気づくだろう。
この気づけた数は、同時に、自分の成長の証でもあるんやで。
ちなみに、自分以外の人の成長は、目で確かめることができる。
でも、自分の成長は、目で確かめることができない。
だから、自分で意識しなければ、自分の成長は確かめることができないんよね。
それなのに、自分のことを意識する時間が取れていない人は多い。
様々なことをこなすのに夢中になって・・・
自分のことは、意識を向けなければ分からないもの。
一番、近くにいる存在であるがゆえに、近すぎて気にも止めない。
ただ、生涯、自分として生きるんやから、自分のことを意識することは大事。
自分が「できるようになった」ことに意識を向けることは大事。
なんたって、こうしたことは、自分を大切にすることにつながっているから。
やはり、普段から自信を育んでいる人の方が、より成果を出しているもの。
ゆえに、些細なことであろうと、「できるようになった」ことを自覚するんやで。
もし、可能なら「できるようになった」直後の方が良い。
なぜなら、その方が、強い印象として残るから。
とにかく、日々の生活の中に、自信を育むチャンスはたくさんある。
このチャンスを活かしながら、自分に対しての自信を育みなよ。
それが、自分のためにもなるから。
サコヤンの独り言
「些細なことでもできるようになったら、それを自覚しよう」