マイナスな感情を抱いた時こそ要注意。
なんせ、マイナスな感情を抱いた時の状態のまま考えると、どうしてもマイナスなことばかりを考えてしまうから。
また、マイナスな感情を抱くと思考が停止して行動も止まる場合が多いから。
マイナスな感情を抱いている時というのは、どうしてもマイナスなものに焦点が合ってしまっている。
そんな状態で考えても、高い確率でマイナスに焦点を合わせてしまう。
マイナスなことに焦点を合わせ、マイナスなことを考え、マイナスな感情を膨らませる。
何をするにしても、マイナスな感情というフィルターを通しているから、自分の世界に現れるものは、どうしてもマイナスなものになっちゃう。
しかも、自分では、あれこれ考えているつもりになっているから要注意。
いくらマイナスなことばかりを考えても、マイナスなことしか起こりはしない。
自分でマイナスなことに焦点を当て、マイナスなことを引き寄せる。
無意識の内にとんでもないことをやらかしている事実。
自分のために考えているつもりでも、自分を傷つけていることもあるんやで。
人は、習慣の通りに生きる生き物だから、自分を傷つける習慣を築いている人は、これを当たり前のものと思っているんよね。
自分が「良し」と思ったことを、正しいものと感じてしまう。
仮に、それが、自分のためにならないことや、自分を傷つけることであっても・・・
ただ、自分を傷つけることを「良し」と感じていると、多くの場合、様々な苦労が伴うだろう。
なんたって、自分が傷つくような道を自ら歩んでいるから。
色々と傷つくようなことが普通に起こる。
自分が自分を傷つける習慣を持っていると気づくまでずっと・・・
もちろん、人は、好んで自分を傷つけるものではない。
だが、育った環境で、自分を傷つける習慣を身につける人はたくさんいる。
例えば、親に大きな期待をかけられたにもかかわらず、その期待に応えられなかった人。
身近な人に比較されながら生きてきた人。
劣等感を抱きながら生きてきた人。
こういった人は、自分を傷つける習慣を持っている人が意外と多い。
そして、何をするにしても、マイナスに考えることが多い。
そのため、何かをしようとしても、マイナスが頭をよぎり、一歩を踏み出せなかったりする。
なぜなら、失敗することが怖くて、やりたいことがあってもやらない大人はたくさんいる。
新たなことをしようとしても、失うものを考え、二の足を踏む大人はたくさんいる。
やれない理由ばかりを挙げて、やらないことを正当化する大人はたくさんいる。
マイナスな感情を強く抱く人は、前に進むためにどうしたら良いのかをあまり考えることはない。
マイナスな感情を抱いた時点で、思考が停止してしまうんよね。
不安になったからやらない。
心配要素があるから今はやらない。
リスクが高いからやらない。
といったように考えて・・・
本当は、マイナスな感情を抱いた上で、どのようにしたら前に進めるかを考えることが大事なのに・・・
不安な感情を抱いた上でどのようにしたら前に進めるか。
今ある心配要素をどのようにすれば上手くやれ、前に進めるのか。
今あるリスクをどうすれば低くしてやることができるのか。
このように、前に進むための術を考える。
こうして、前に進む方法を考えるからこそ、前に進めるんよね。
だって、人の脳は、考えたものや意識したもの、問われたものの答えを出そうとする性質があるから。
だから、何を考えるかによって、出てくる答えが変わってくる。
マイナスなことばかり考えていると、どうすればマイナスな現象が起こるかを必死になって考えてしまう。
そして、考えた通りに、マイナスなことが次から次へと起こってしまう。
そのため、マイナスな感情を抱いている時は要注意なんよね。
なんせ、マイナスなことを考えたら、マイナスな現象を引き寄せてしまうから。
ゆえに、マイナスな感情を抱いた時には、あえて、意識して前向きなことを考えなよ。
それが、マイナスな循環に陥らない手段だから。
わざわざ、マイナスなことに焦点を当て、意識を向ける必要はない。
そんなことをしても、自分が傷つくだけだから。
自分を傷つけることをしていては、前に進むことができないんやで。
だからこそ、前に進むための方法を考えるんやで。
たとえ、マイナスな感情を抱いた時であっても・・・
案外、前に進むための手段を考えていると、ちゃんと前に進むための方法が見えてくるものだから。
しばらくの間、現状が何も変わっていない人の多くが、マイナスなことに焦点を当て、マイナスなことに意識を向けて過ごしているであろう。
前に進むために意識を向けることなく、思考を停止させてしまって・・・
今いる環境に慣れることで、考えることを疎かにしてしまって・・・
意外と、意識を前に向けながら生きることって、難しいんよね。
なんたって、人は楽をしようとする生き物だから。
楽をしたいなら、意識を前に向けない方が良い。
与えられたものをこなすことだけを考えた方が良い。
あまり考えることなく、周りに合わせた方が良い。
ただ、意識を前に向けて、自分を前に進めようとしている人は、ちゃんと、自分を前に進めることができている人が多いのではないか。
だって、人は、強く意識したものを、形にすることができるものだから。
これは、誰にだって備わっている能力。
そのため、自分がどんな状況になっても、意識を前に向け、前に進むよう心がけなよ。
たとえ、マイナスな感情を抱いた時であっても・・・
こうやって意識付けしていると、どんな状況からでも前に進めるようになっていくから。
チョット意識して過ごすだけで、人生は大きく変わる。
それほど、大事なんやで。
ちゃんと前に進むことに意識を向けて過ごすことは・・・
このことを、肝に銘じておきなよ。
きっと、自分のためになるから。
サコヤンの独り言
「マイナスな感情を抱いた状態のままで、考えたり、動いたりしないこと」