未熟なんやから回数を重ねたらエェ。


それが、未熟なあなたが成長する術なんやから。


成長するのに、近道なんてないんやで。


ゆえに、回数を重ねるしかないんやで。


皆が皆、そうやって、成長しているんやから。


そのため、まずは100回を目指してやってごらん。


100回やれば、どうやればいいかも分かるし、どう進めばいいかも分かるし、ある程度形が見えてくるから。


未熟者のあなたが、数も重ねないで、分かるはずもないんやで。


考えていたところで、悩んでいたところで、一向に前に進むことはない。


だから、これからは、数を重ねることを強く意識してごらん。


今天才と呼ばれている人ほど、人の何倍も数を重ねているんやから。


数を重ねることなく、力をつけることなんてほとんどない。


多くの人が、1つずつ数を重ね、自分の力を伸ばしているんやで。


そのことを自覚しなよ。


よって、失敗することを嫌っている場合ではない。


失敗することを拒んでいる場合ではない。


失敗することを避けている場合ではない。


だって、失敗することで、学ぶことが多々あるんやから。


しかも、今のあなたは未熟者なんやで。


未熟なあなたが、失敗を嫌い、拒み、避けるなんて、おこがましい。


そんなのは、10年早い。


なんたって、未熟者のあなたは、失敗することが仕事なんやから。


もちろん、失敗すれば、蔑まれることもある。


嘲笑されることもある。


恥ずかしく感じることもある。


怒られることだってある。


だが、それが何なの。


そういったものが嫌なら、今の道を諦めればエェ。


あなたには、進む資格はない。


なんせ、失敗することが嫌なら、成長することはないから。


また、大成することはないから。


どんなことも、失敗して、痛い目に遭って、そうやって、様々なことを覚えていくものなんやで。


肌で感じ、五感を働かせ、身体で覚えるからこそ、濃い経験値になるんやで。


1回やって覚えることができるほど、人の能力は高くない。


ごく稀に1回やって覚えることができる人もいるが、そんなのは奇跡的な存在。


多くの人が、何回もやって、何回も失敗して、そうしてようやく覚えることができる。


人によって、その回数はまちまち。


数回でできる人もいれば、100回やってもできない人もいる。


だが、どんなに回数がかかろうとできるまでやれば、大概のことはできるようになる。


案外、そんなもの。


未熟者であるあなたが成長するためには、とにかく、回数をこなすことが必要。


しかも、11回、頭や五感を働かせ、その1回から何かをつかもうとしながら臨むことが・・・


膨大な時間、考えても、悩んでも、1回の行動で得る情報の質には負けてしまうもの。


だって、虚像の世界の情報と、実際の世界の情報とでは、雲泥の差があるから。


もちろん、考えることも大事。


けど、考えるだけでは、何も打開することはできやしない。


考え過ぎは自分を苦しめるだけなんやで。


もう、この際、深く考えることを止めてごらん。


楽になるから。


それに、未熟者であるあなたは、考えることよりも、実際に、経験の数を増やすことの方が大事なんやで・・・


それが、あなたを成長させるんやから。


未熟者であるうちは、手や足を動かせ。


場数を増やせ。


これこそが、未熟なあなたの役割なんやで。


決して、頭を働かせるのではない。


あなたは、まだまだ未熟なんやで。


未熟なんやから、何にでも挑戦すればエェ。


そして、何回でも失敗したらエェ。


なんせ、失敗して、痛い目に遭うことが、未熟なあなたの仕事なんやから。


だから、ドンドン失敗しなよ。


失敗の場数が増えれば増えるほど、あなたには、濃い経験が刻み込まれるから。


失敗を嫌っている場合ではない。


失敗を拒んでいる場合ではない。


失敗を避けている場合ではない。


むしろ、失敗を受け入れて、何でもやってごらん。


失敗を受け入れて、初めの一歩を踏み出してごらん。


結果を期待する必要はない。


だって、あなたは未熟者なんやから。


未熟者は未熟者らしく、1つの経験をありがたく受け入れな。


それが、上手くいこうと、上手くいかまいと・・・


どんな経験であろうと、あなたにとって、素晴らしい学びとなるんやから。


何にせよ、自分が未熟なことを素直に受け入れなよ。


そうすれば、何をするにしても、楽な心持ちでできるから。


あなたは、まだ未熟なんやから、学ばせていただく、といった姿勢で目の前のことに臨めばエェ。


その姿勢があるだけで、すべてのことが学びの対象となるから。


たとえ、馬鹿にされるようなことであっても・・・



サコヤンの独り言

「未熟なあなたは、ただ、経験の回数を増やしていけばエェ」