覚悟を決めて思い切れ。
覚悟を決めることって、すっごく大切なこと。
なのに・・・
覚悟を決めることが苦手な自分がいる。
一つに絞れない自分がいる。
何とも情けない自分がいる。
あれやこれやと思い、迷い、悩み、いくつもの選択肢を残したまま。
なんと、優柔不断なんやろう。
選択肢をいくつも残すということは、意識や力を分断させることになるのに・・・
そんな中途半端な状態から抜けることができていない。
しかも、何年もの間ずっと。
こんな状況を、これからも、続けていていいのか。
もちろん、良い訳がない。
ひょっとすると、今が、自分に対して、けじめをつける時期なのかもしれないね。
今まで、先延ばしにしていたからこそ余計に。
「あれ、待てよ!」
そもそも、今までの間に覚悟が決まらなかったのは、自分が覚悟を決めようとしていなかったからではないのか・・・
なんだか、そう思う自分がいる。
失敗した時に、言い訳の余地を残すために。
一つに絞ることから、逃げるために。
選択肢をいつまでも残すことで、一種の保険を保つために。
いやぁ、しょうもない理由ばかりが挙がるね。
なんと、器が小さいことであろうか。
まるで、ノミのような器じゃね。
情けなくて、かえって、おもしろい。
ただ、このまま器の小さいままでいいのか・・・
また、このまま情けない自分でいいのか・・・
一度、よく、考えてみよう。
もちろん、そんな状態で良い訳がない。
なんたって、そんなのは、自分が目指す所ではないから。
自分が目指すのは、器が大きい人であり、かつ、底が深い人間力に溢れた人なんやから。
じゃあ、どうすんの?
思うだけなら誰にだってできるんやで。
行動で、姿勢で、態度で示さなきゃ、自分を含めて、誰も納得しないよ。
そのことだけは、覚えていてね。
ただ、どうしても、自分の道を決められない時には、覚悟を決めたくないもの、いくつもの選択肢を残しておきたくなるもの。
それが、人の性。
でも、このことが、かえって、自分自身の力を抑えることになっていたなんて・・・
今まで、全然気づかなかった。
というよりも、選択肢を残すこと自体が当たり前のように思っていた。
決して、当たり前ではないのに・・・
周囲が思う当たり前に、常識というレッテルに、いつからか、流されてしまっている自分。
結局、自分自身では、何も考えず、何も疑わず、何も選ばず、といった習慣を身に着けていた。
そりゃ、覚悟を決めるどころではないわな。
なんせ、自分にはそんな考えが、感覚が、習慣が全くなかったんやから。
その上、周囲と同じように生きることを自ら選択していたんやから。
ただ、これからは、今までとは異なった生き方をしよう。
それは、自ら考え、自ら選び、自ら決める、といったこと。
すべてにおいて、ちゃんと、自分の意思を尊重する。
周囲に流されないために、後悔しないために、自分の道は自分で切り拓くために・・・
そりゃそうと、今すぐにでも、情けない自分から脱皮するために、強い覚悟を決めることにしよう。
そして、道を一つに絞り、選択肢を断ち切り、自分が選んだ道を突っ走る。
こうでもしなきゃ、自分自身の力に対して、自分自身の可能性に対して、自分自身の人生に対して失礼じゃしね。
今まで、意識を、力を、心を分断させてきた分、これからは、思う存分突き進む。
なんせ、こうすることが、自分らしく生きる道じゃから、大きく成長できる道じゃから、後悔しない道じゃから。
それにしても、大切なことに気づくのに、長い時間がかかっちゃったよなぁ・・・
まぁ、それは、今さら言ったところで仕方がないわな。
なんたって、自分のレベルがその程度じゃったんやから。
ただ、今は、気づけたことに感謝で一杯。
だって、今後の自分が今まで以上に楽しみになったから。
そういやぁ、覚悟を決めると、人は誰もが強くなるもの。
今までの自分が嘘のように感じることだってある。
ひょっとすると、覚悟を決めることが、自分自身の閉ざされた扉を開くカギなのかもしれない。
もし、一度、その扉が開けば、決して、閉じることはないであろう。
そして、その扉の先には、自分だけの道が拓け、自分だけの輝く世界が待っているのではないか・・・
なんだか、そんな気がする。
最後に・・・
自分の輝く人生を信じて、今こそ、覚悟を決めな!
清々しくなるから、秘められた力が発揮するから、人生が楽しくなるから。
ちなみに、その道を歩むのに、必要なのは、強い想いと、一歩を踏み出す勇気だけ。
それさえあれば、大丈夫なはずじゃから。
今がチャンスなんやで!
サコヤンの独り言
「覚悟を決めると人生が変わり出す」