今しか生きられない。


過去のことを考えている時でも、生きているのは今。


未来のことを想い描いている時でも、生きているのは今。


結局の所、何をしていようと今しか生きられない。


過去には生きられないし、未来にも生きられない。


皆が皆そう。


なのに・・・


今を生き切る。


ということが中々できなかったりする。


過去を引きずりながら今を生きたり、未来に想いを馳せながら今を生きたりすることで。


よくありがちなのが、過去の失敗のことを考えながら、今、目の前にあることをこなすこと。


意識は過去に向いているのに、身体は今を動いている。


心と身体が、リンクしていないんよね。


しかも、100%ある自分の力を分散させてしまっている。


じゃから、目の前のことに集中できなかったりも・・・


人は、1度に1つのことしか集中して考えることができない。


それなのに、2つのことをしようとするから、かえって上手くいかないことに・・・


過去のことを考える時には過去のことだけを、今のことを考える時には今のことだけを。


混合しないことが、すごく大切なことなんよね。


ただ、頭では分かっている。


「混合しないことが大切だ」ということは。


でも、どうしても、頭をよぎってしまう。


考えないように意識すればするほど、かえって余計に。


なんか、おもしろいよね。


意識したくないと思うことが、より深く意識することにつながっているんやから。


ただ、何かに意識をとられていては、今に集中することなんてできやしない。


今を行き切ることはできやしない。


人は、過去に生きるのでもなく、未来に生きるのでもない。


人は今を生きるもの。


なのに、今を生きようとしない自分がいる。


どうせ無理とやる前から諦める、挑戦しない、といったことが多々あるから。


また、過去や未来に想いが向き、やる気がなく、今を生きてしまって・・・


しかも、そんな自分を本当の自分として、どこか認めている自分がいた。


自分自身の人生にどこか見切りをつけ、妥協することで・・・


ただ、今までの自分は、しょせん、今までの自分なんよね。


どのように過ごしていようと、決して、それがすべてではない。


今までの自分を変えたくなったのなら変わればいい。


なんせ、自分の人生だから。


意識1つで、誰もが変われるんやで。


でも、過去の嫌な自分は過去の自分として、あるがままを認め、受け入れる。


変わるのはそれから。


そして、今までの想いを断ち切って、これからを生きていく。


時には、ものすごく大事。


生きていれば、このままではいけない、と感じることもあるから。


そりゃそうと、今できることに集中していると、過去のことに煩うことってなくなるんよね。


しかも、そんな時って、今がすっごく楽しく感じている。


その上、今が楽しい時って、なぜか、楽しい未来を予感しちゃう。


全くと言って根拠はないけど・・・


なぜか、そう感じてしまう。


ひょっとすると、ワクワク感や喜び、楽しみが持つ力なのかもしれない。


こういったものが持つ力って計り知れないものがあるから。


だから、何かに意識を取られないためにも、今、目の前のことに一生懸命取り組むこと。


そうしていたら、今を、楽しんで生きることができるから。


目の前のことに手を抜き、余裕があるからこそ、様々なことに意識が向き、今が疎かになっちゃうんやで。


ゆえに、今、目の前にあることに、自分が持つ力のすべてを出して取り組んでみな。



必ずといって、自分の道が拓けるから。


ただ、気を付けなければいけないことが、「これくらいやったらいいだろう」と、自分でやる範囲を決めないこと。


それをやっているうちは、自分の力を全部使っておらず、余力を残している状態だから。


時を忘れるくらい今に没頭せよ。


それくらいで丁度良いから。


とにかく、人は今しか生きることができない。


だからこそ、この今という瞬間を全力で生きることができる人であれ。


そうやって生きていれば、必ず、道は拓いていくから。


こんな意識を持って普段から過ごしなよ・・・



サコヤンの独り言

「今が大切」