自分が知らないうちに誰かを傷つけていないか、考えたことはありますか？これは、学校でも教えてもらえないし、誰かが直接教えてくれるものでもありません。経験を通じて少しずつ学んでいくことでしょう。しかし、知っておくことで人生がより生きやすくなるでしょう。
例えば、「何度言ったらわかるんだ」と言われたことはありませんか？「そんなことも知らないのかよ？」と言われたことがありませんか？もしくは逆で言ったことはありませんか？
これは頭が良くてできる人でも普通にあるのです。
言われる立場からすると、自分はなんて頭が悪いんだと思って落ち込んだり、できないものはできないし、馬鹿にされたようで腹を立てる人もいるでしょう。
逆に教える立場だと、なんでこんな簡単な事がなんでできないんだよと、腹を立てる立場かもしれません。
まず、あなたとは私は違うのです。自分が簡単にできると思ったことでも、他の人からは簡単にはできなかったり、自分ができるようになるまで、苦労したことだったり、努力したことを忘れていませんか、適正を持ってできてる常態なことを忘れていませんか？いつのまにか自惚れていませんか？人は何度も失敗して経験を積んで、身につけるのです。
だからこそ、最初にやってみる（やらせてみる）こと、具体的な手本を見ること（示すこと）、そして失敗を経験すること（させること）が大切です。
これらを繰り返すことで、ようやく人は気をつけるようになり、身に付けるようになるのです。
このことを理解しておくと、他人に対しても自分に対しても、もっと優しくなれるかもしれません。
他人に対しては、「何度も失敗していいから、わからないときは、何度も聞いて教えてあげるよ」という気持ちにいられますし、
自分に対しては、数回の失敗は当然にあり、何回も身につくまで、繰り返すのが当然とやる気が削がれることもなく、順調にできるようになることでしょう。