数年前に人気の本として紹介されていた、「チーズはどこへ消えた?」を購入してみました。

 

人生や生きがい、心理など重たい話が分かりやすく書いているのだろうか?

上手く使いこなせば、生活に役立つノウハウ的な事だろうか?と予想しながら世読み始めました。

 

読んでみると、本当にシンプルで短くまとめている話の中で、今置かれている自分の状況をどうしていくのが良いか?

動かなければどうなっていくのかを考えさせられる内容でした。

 

性格、考え、能力の違いを小人2人とネズミ2匹の4つの違いがある者たちが、置かれた状況でどう考え、どう行動していくのか?

その行動1つずつを今の自分に当てはめていけて、考えていけました。

 

登場する「チーズ」は仕事や家族、財産などの象徴をまとめて表していました。

 

今の自分で考えると一番は仕事かな?と。

 

登場する「迷路」は追い求める場所、社会、などの象徴です。

 

今の自分では、仕事の先の場所かな?と考えていました。

 

やっぱり今の仕事を合わせて考えていくと当てはまりやすく、イメージしやすかったです。

 

チーズがもし周りにいっぱいある状況であれば、そこにいて探さないだろう。

無くなったら、後悔する。といったシンプルなアドバイスの本では無かったです。

 

必ずチーズが無くなる時はやってくる → 無くなっているという変化に直ぐ気づく事

これは今の世の中、コロナの影響であったりも考えると、少しばかり上手くいったからと言って、続かないという気持ちは持っていけると考えている。

 

新しいチーズの味を楽しもう! → 変化を楽しむ

これは色々な自己啓発本などでも紹介されていて、意識してはいるが、どうしても上手くいきにくいですね。

それに単純に自分の考えや行動を変えるだけでなく、仕事の内容その物も変化させていくとなると、より自分の性格がそのまま強調されて現れていくようで、焦ってしまいますね。

 

自分の置かれている環境は必ず変わるのを見越して、新しい事を考えるのは楽しい。

ただ、これが行動に移るには、自分の中に恐怖心が少しはある事が新しいことにもつながるのではないか?

 

恐怖心と新しい事の考えが合わさるから、やれると思う事が行動できるのだと感じました。