私が体験した嗅覚・味覚障害についてまとめます。
はじまりは、本当に急でした。
検査で陽性と分かり、５日くらい経った日。
喉の違和感、咳、鼻水などの症状も治まっていました。
いつもと変わらず美味しく夕飯を食べ、子どもたちを寝かしつけながら寝落ちしてしまい、日付が変わった頃に目が覚めました。
マスクをしたまま寝ているので、息苦しく、一旦外して呼吸をしようと思いました。
普段なら、マスクを外した瞬間には「家の匂い」を強く感じるのですが、無臭でした。
着ている服や布団の匂いを嗅いでも、無臭です。鼻詰まりはありません。不思議な感覚でした。
布団から出てスポーツドリンクを飲んでみると、なんとなーーーくの風味しか感じられず、ほぼ水でした。
その日から数日間、無味無臭の世界でした
無味無臭と言えど、甘いかしょっぱいかは分かる感じで、巷で言われてるような「ゴムを食べている感じ」はありませんでした。
何を食べているかは視覚で分かりますし、これまで食べたことがあるものは「こんな味かな？」と記憶と想像で補っていたように思います。
改めて思ったことは、味が分かるのは嗅覚のおかげなんだなぁということです。嗅覚が働いてくれるおかげで、食べ物の味(風味)を感じられているんだなぁと思いました。
やはり大変だったのが、調理する時でした。
次男はまだ味付けが濃くなく、出汁だけで大丈夫なので何とかなりました
無味無臭が酷かった３日間くらいは、長男にはいただいたお弁当を食べさせたり、ホットケーキやクレープを焼いてトッピングして食べたり…(味が左右されない、かつ楽しい
)
)パン、インスタントのスープ、チルドの肉まん、バナナやリンゴなどの果物にも助けられました！！
その後少しずつ嗅覚も味覚も戻り、調理に支障が無くなりました。長引かずによかったです。
また、嗅覚が無くなり１番困ったことが、、
次男のうんちの臭いが分からないことでした
うんちの臭いが分からず、オムツ替えが遅れ、お尻が少々荒れてしまいました
陽性が確認されてから今日で19日、かな？
嗅覚も味覚もほぼほぼ戻ったのですが、なぜかうんちの臭いには鈍感になってしまったようで、まだ全快とはいきません。
シャンプーや柔軟剤などの良い香りが分からないのも寂しいものでしたが、うんちの臭いや、ガスや薬品の危険な臭いが分からないのも困りますね。
後遺症として、嗅覚・味覚障害が長引く方もいらっしゃるとのことです。
風邪やアレルギーの鼻詰まりで味が分からないことはあると思いますが(私も経験有ります！)、鼻詰まりはないのに匂いが分からない！という不思議な感覚で、コロナの静かな怖さを感じたのでした。