不幸自慢。。



不幸って共感を呼びやすい。
わかりやすい不幸って、
その人を知るのに、便利。

『不幸』は
『不幸にみえること』ってだけ。


だけど、
やっぱり、
いわゆるわかりやすい
『不幸にみえること』の
真っ只中にいるときは、
それは、
不幸以外のなにものでもないように
感じてしまう。

その中に幸せがあることにも
全く気がつかない。



やっぱり、
その不幸にみえることの中で感じた、
どうしようもないほどの
悲しさ、
怒り、
虚しさ、
絶望感。

これは、
自分にとって、
不幸にみえることの中でしか、
見えなかったもの。

だから、
いいんじゃないかしら。

私はこんな経験しましたって、
それが、
不幸自慢に聞こえても。。
 



私、『かわいそう』って
思われたいだけなんじゃないかって
自分を責めて、
その経験を語ることにすら
罪悪感があって、
言えないくらいなら、

胸はって、不幸自慢したら
いいんじゃないかと
私は思う。

いいじゃない。
悲しかったんだもの。
つらかったんだもの。

いいじゃない。