不倫相手からの返事は
彼女の代理人弁護士を通したものだった


そこには
「損害賠償を負うべき責任事実がないため
 方向性を決めて連絡する」


という内容が記載されていた。


???
よく分からない。


不倫したことは事実で、
私が持っているということも
恐らく旦那を通じて聞いてるはずだった


どういう意味か分からず
私の弁護士さんに聞いてみる。

私:
「これは
 不倫してないと言ってるんですか?
 それとも、不倫したけど責任はない
 って言ってるんですか?」

弁護士:
「この書き方だと不倫自体は否定して
 いないのと、“支払わない”とも書いて
 ないので、含みを持たせた書き方に
 なってますね…」


とのことだった。


弁護士:
「また"連絡する"と書いてありますので
 今はひとまず、相手の出方を伺うしか
 ないですね」



何を考えているのか分からないのは
すごく不気味な気がする。

「分からないこと」や「未知なもの」に
対する恐怖を、人間というものは感じる
生き物なんだなぁと改めて思う。


でも、私達は待つしかない。



つづく。


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