ども、




白神さきです。


7月の舞台が終わってから、ここ最近まで、「いつ死んでもいいや」って思ってました。

積極的に「死にたい」訳ではない。けれど、積極的に「生きたい」動機もなかったのです。


全てを達成出来た訳ではないけど、ずっと達成したかったことがある意味達成出来てしまった。

これ以上望みたい、という気持ちも湧かない。

「ああ最高だったな」と思う日があっても、「また絶対体験したい」って思わない。


まあ、疲れてた。

これが理由の一つ。

もう一つは、自分を責めてた。

こっちが特に大きかった。


疲れてるのも自分を責めてるのも、家計の苦しさから来ていて、今ほんと笑えるほどに支払いに追われています。

日々の生活を送るためにレギュラーの仕事以外の空き時間は、日払いのバイトしてる。

体力を削るからまあまあ疲れが溜まるし、こんな事態になってしまった自分を自分で責めてた。


こういう状態になると、生きる理由が「支払いを終える」になるから、やらなきゃいけないになって、「生きるのしんどい」になる。

死ねない理由はあるけど、生きたい動機にはならない。

それでも日払いの仕事を楽しんだり、ボイストレーナーの仕事を楽しんだりはしてた。

落ち過ぎないように。


意識にフォーカスをまたし始めたのも、現実だけ見てるとどこまでも落ちて行きそうだったから。


落ちた気分が、更なる落ちた気分を連れてくる。

だから、そこを断ち切らないとと思った。


少しずつ、「どうだったら最高か」をイメージし始めた。そんなイメージを膨らませて心を踊らせる時間を増やした。

そしたら、やってみたいことがまた出て来た。

ただまだこの段階では、思いついた瞬間の気分を楽しむだけだった。


先日、クルーとして関わってきたラジオ番組スナック彩花の収録を、メインパーソナリティの吉田彩花と行った。

今回の収録は私の番組卒業もあって、トークと彼女の歌のカバーをさせてもらった。

楽しかった。

歌も何テイクか録りながら、色々試み、最高なのが出来た。

収録後、彼女と近況報告で色々話した。

結構赤裸々に現状と、この頃考えてた「最高」なこと。

それを聞いた上で彼女が言ってくれた言葉に、すごく救われた。

それで気付いたんだ。

私は自分の性質を少し否定していたことに。

そんでもって、自分を責めていたことに。


彼女と話せたことで、また積極的に「生きたい」が復活した。


収録の翌日は、10月の企画のビジュアル撮影だった。

今回はダンスをしているところを撮ってもらった。

ダンスをすることそのもの、撮られた写真の出来上がりを見ることで更にワクワクした。


まだ出来る。より豊かな景色を見たい。


そう思えた。

創作、表現に触れると、私のエネルギーはやっぱり上がる。


また生きる。

生きたい。