F病院での診察は、まずお歳を召した先生の問診から始まりました。
ミルクやおっぱいは飲むのか、唇や肌の血色が悪くなることはないのかなど、クリニックの先生が気を付けるようにと言ってくれた点について聞かれて、特に気になることはないと答えたのを覚えています。
それから先生が次男の胸に聴診器をあてるのを見ても「体重も増えてるし、問題ないですよ」と言ってもらえると楽観してました。

けれども、聴診器を耳から外した先生は念のため詳しく調べましょうと言って、診察室の奥にある部屋に移動することになりました。

移動した部屋では次男の心臓のエコー検査が行われました。
エコー画像を見る時間は長かったように記憶しています。
知識がないので何が問題なのかはよく分からなかったのですが、エコーの途中で女性の看護師さんか医師から妊娠中に何か問題が起きたか問題があると指摘されたことはないかと聞かれ、私が喘息の発作を起こしたくらいしか思い当たらないと答えた時に、私に寄り添うように肩に手を置かれて「心臓に何か病気が見つかったんだな」と思いました。

でも、エコー後に説明の為にと小さな部屋に通されても大事だとは思えませんでした。
心臓の真ん中の壁に穴が開いてたのかな、1歳になったら手術しないといけないって言われちゃうかもしれないな、だけど今は医療も進歩してるから大丈夫だよねというくらいに軽く考えてました。

まさか、すぐに転院してそのまま手術が必要な病気だなんて言われるとは想像もしていなかったんです。