昨日は新感線の舞台『偽義経冥界歌』を観てきました。
新感線は斗真が前回参加したやつ以来かな。そしてその時以来のACTシアターでした。
昨日は席が近くて、キャストの表情もメイクのちょっとした変化までもわかるくらい。3時間半もいい顔を間近で見続けられる充実感はすごかったです。笑

舞台装置もよく見えて、興味深く見ていたのが紗幕(光を透過する薄い幕)の使い方。
ステージ前面に1枚の大きい幕を下ろして、説明的な映像を映したり海や空を表したりするもの。幕は透け感があるから、その後ろに立つ演者と重ね合わせて場面を作ることができる。一方で、幕の後ろの照明を落とすと、幕の手前に照明を当てても後ろは見えなくなる。手前で芝居をしながらセット転換がされたりもする。


この紗幕は去年、嵐のコンサートでも使われてた。
覚えてるのは

I’ll be there
アオゾラペダル
復活LOVE
Believe

あたりかな。

嵐コンの紗幕は細い短冊状になっていて
『I’ll be there』は、相葉くん以外の4人がそれぞれ紗幕の後ろに隠れていて、歌唱のタイミングで照明が当たる。メンバーが急に現れたり消えたりして見えるというもの。「マジックブリッジ」からの流れだった。


『アオゾラペダル』と『復活LOVE』は、紗幕に映像を投影してその後ろで歌うという演出。
『復活LOVE』は斗真の映像が背面の巨大ディスプレイに流れ、ステージ上で嵐が踊り、その手前に紗幕で雨を表現するという、3層が重なり合っていた。映像と融合したステージ作りは最近の嵐コンでこだわりを感じるひとつだけど、それの新しいアプローチだな〜と思った。
個人的に、アオゾラペダルからの転換も含めて、このコンサートの『復活LOVE』はかなり好きです。

『Believe』は翔くんのラップの時。紗幕が下りて4人が見えなくなり、会場の視線が翔くんにフォーカスされる仕掛け。
ちなみに幕の後ろで潤くんと智は仲良くおしゃべりしながら休憩してた。(横から見えたw)


どれも正面から見ないとその効果がわからないから、ドームみたいな会場では楽しめる席が限られてたと思いますが。
新感線の舞台からちょっと思い出したので書いてみました。