貴族探偵を見ていたら鍵部屋の榎本さんに会いたくなり、夜な夜な見ています。
タイトルに引用したのは第2話の台詞。
2話は、練炭自殺とされた男の子の死の真相を巡って密室を破るお話でした。
中村獅童さんと高嶋政宏さんがゲストの回です。思い出しましたか?

自殺した(とされた)男の子の妹・美樹が榎本さんに聞くんです。

美樹「おじさん(中村獅童)はどんな人なんですか?」
榎本「高澤さん(高嶋政宏)はどんな人ですか?」
美樹「え?」
榎本「教育熱心でユーモアもあって生徒からも父兄からも絶大な信頼を得ている教師の鏡、ですよね。それに比べて会田さん(=おじさん)は窃盗を繰り返した挙句に傷害事件を起こして刑務所に入った最低な男だ。世間的には。
会田さんがどんな人かは、あなたが自分で確かめた方がいいんじゃないですか。

人の評価なんて、どうせあてにならないから」



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キャーーーーーーー
かっこいいいいいい
径くんひさしぶりいいいいい( i _ i )



じゃなくて。


そう、

人の評価なんて、どうせあてにならない。

これは、最終回で明かされる榎本さんの過去にも繋がる深い台詞ですね。
心の闇のようで、実は道しるべのような光。
径くん、イイコト言うなぁ。涙

ね。


だからさぁ、

大野智が世間にどう思われようが
忍びの国が世間様にどう評価されようが

どーんと構えていればいいのだ。


たとえ世間の思う「大野智」が、
「やる気がなくてボーッとしててリーダーってあだ名の人」だったとしても。

あなたは、大野智さんはどんな人だと思いますか?



興行収入や動員数は評価の定量的な指標の一つとなるけれど。

その数字をあの手この手でパズルのように掛け合わせて記事にするマスコミの評価なんて一番あてにならない。


良いものは良いと
良くないものは良くないと
あっという間に広まるし、ダイレクトに伝わる時代なんだから。

良いと思ったなら
その感想を伝えたいと思ったなら
届けるべきところに届ければいいだけのこと。


前にも書いたけれど、智は誰よりも他人の評価に捉われない強い人だと思う。
そんな人がどうして、体がボロボロになるだろうと思うほどの映画「忍びの国」に挑もうと思ったのか。
その気持ちを(想像だけど)大切にしたい。


今朝公開されたアクロバットシーンと雑誌に載っていた撮影裏話にキューンとしてしまいました。
わたしは、そんな 大野智 を知っている。こんなに幸せなことはない。
声高に叫んだりはしないけれど、そっとそっと手元で温めたい。笑