シンママ夏子のママならない日常

シンママ夏子のママならない日常

家を購入した直後、夫が愛人とともに資産を持って逃亡。
幼いわが子と住宅ローンだけが残り離婚。
それでも何とかなってる私の日常を書き綴ります。
誰かのお役に立てることが出来れば・・・

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☆☆☆前回までのあらすじ☆☆☆

さわやか好青年風の元夫にほれ込み課金し続ける底辺OLの私!

元夫は社会人デビューし不倫三昧借金三昧!

そんな元夫を支えようと奮闘するも、まさかの義実家自己破産!

自己破産直後なのに初孫フィーバーでお祭り騒ぎの大盛り上がり!

子どもが生まれてからは順調に幸せな生活が待っているかと思いきや・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

「元夫の弟くんが、バイクや車のパーツをうちの倉庫に置かせてって言って、すごい量の荷物を家の前に置いていったんだけど・・・」
 
母が電話口で困っているのが伝わります
 
「すぐ、元夫に連絡するから、そのままにしててもらえる?」
 
元夫に急いで電話します
 
「どうしたの~?」
 
本当に仕事してんのかこいつは?!という位すぐ電話にでるし気の抜けたお返事です
 
「あなたの弟さんが私の実家に勝手にバイクのパーツとか、何かに持つをもってきて倉庫を使わせろといってるのだけど?」
 
「あぁ!そうなの!アパートに引っ越してさ、荷物アパートの階段のところおいてたら怒られちゃったみたいだから」
 
「?だからって何で私の実家に??」
 
「ほら、夏子の家広いし倉庫あるじゃん!あの倉庫空いてたから!もう弟にはいいよって言ったし、お義母さんもいいよって言ってたよ!」
 
「母が返事したの?!確認してみる」

 

母に急いで確認すると、荷物が多くて大変ならうちの倉庫を使ってもいいよ。とは言ったけど、まさかいきなりもってくるとは思いもしなかったとのこと。。。

 

取り急ぎ、荷物をおきっぱなしにされるのは困るので、倉庫に入れるだけはOKとしました。

 

このとき母は、私に対して「元夫や元夫の弟達に、きちんと伝えたはずなのに夏子がいい顔をしようと適当なことを言ったからこそ、勘違いしてしまったんだ」と思ったそうです。

 

元夫は「夏子さんも許可した」と母に伝え、私には「母が許可した」と言っていました。

 

そして、確認のタイミングではお互いがそれをご認識するように上手な言い方をしていたんです。

 

そんなちょっとした「?」が出るときは、必ず関係者の言質をしっかりとりましょう。

 

まぁいいかで終わらせず、人となりを判断するのに必要なことでもあります。

 

パートナーに対して、疑問に思うことがあれば、実親とはさらにコミュニケーションをとることをおすすめします。

 

そして、皆様お気づきでしょうか・・・常識がない人に1つでもOKを出すと雪崩のように色々な事象が発生します。

 

荷物の保管のみOKしたのに、その後何故か私の実家の車庫横のガレージが元夫の弟達に占拠されることになったのは言うまでもありません。

 

これもお気を付けください・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~本日のよりみち~

友人はスタイルがよく美人です

 

私はスタイルが悪く色が白いです

 

後日元夫は「昨日友人ちゃんが来てたけど、比べてみると夏子はカバみたいだね」と言いました

 

この時、言われたことが悲しいと思いましたが悲しいのならダイエットすべきです

 

ダイエットしないのなら気にしない強さを持つべきです

 

私は悲しみながらさらに食に逃げるということをしてしまいました

 

自己肯定感を持ちたいなら努力すべきだと思います

 

悔しいなら他人の言葉に傷つかないように強くなるか、

 

自分を変える努力をすればよかったと悔やんでます

 

でも一番は、そんなことを言うような人は自分を大切にしてくれないこと

 

そして、自分を大切にするのは自分しかいないことをもっと考えていればよかったです

 

自分を大切にして生きていきましょうね♪

 

 

 

 

 

 

☆☆☆前回までのあらすじ☆☆☆

さわやか好青年風の元夫に心底ほれ込み課金しまくる私!

底辺OLの生活では課金しまくり気付けば貯金は0!

社会人になって夜遊びデビューした元夫は嫁が妊娠中も仕事中でも不倫三昧!

しかし運悪く出産直前に発見され、不倫制裁をくらうも再構築の道へ!

しかしながら実家が自己破産して全てを失う元夫家族!

そんな時まるで救世主かのように出産したわが子に興奮する一家であったが・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

初孫である娘が生まれ、義父母は大変喜びました

 

なんと義母は、女の子を出産するのが夢だったそうで「私の子供よ」と毎日産院に通っては朝から晩まで入り浸っていました

 

元夫の家族は、父・母・元夫・弟・妹の5人家族です。

 

女の子を切望していた義母は、弟が生まれた段階で女の子を諦め、弟を5歳まで女の子として育てていたそうです(驚愕)

 

そして、妹が生まれたときは嬉しかったものの弟で女の子を育てることを満喫したので、ちょっと飽きていたそうです

 

さらに妹は弟よりも活発で勝気だったので、義母は”娘”と思えず葛藤しているところ、義父が事業に失敗し義母が朝も昼も夜も働くようになり子育ては全て義父に任せたそうです

 

「結局私は女の子を育てることが出来なかったの・・・」と3本位チューブに繋がれている私に聞かせるのでした

 

やべぇ家族だから自分と子どもを守ることに全振りした方がいいと思いました

 

それと同時に、元夫を不倫ではなく家族に目を向けるためには、私が義父母と仲良くして、

 

何かあったときには義父母が私の味方になってくれるようにしっかりと仲良くしようと思いました

 

友人や知人が大勢病院にお見舞いに来てくれました

 

唯一といっていい友人は、出産を伝えた次の日に県外から飛んできてくれました

 

そして、その友人に夫の不倫のことは言えずにいると、坊主になった元夫がやってきました

 

仕事中でしたが時間を作って顔を見に来たと言っていました(営業で外廻りをする仕事は全員GPS携帯させた方がいいと思います)

 

友人は元夫を見て驚いて「あんなに外見に気を使っていたのに」「何があったの!?」など言ってましたが、元夫はこちらをちらりと見て私が何も言っていないことを確認し安心したのか、「車いじってたら髪の毛こげちゃって・・・」とごまかしてました

 

友人と楽しく話をして、なんとも言えない気分になりました

 

久しぶりに私を大切にしてくれる人に会えたような、なんだか満たされるような、私を個人の私として見てくれる友人と楽しい時間を過ごしました

 

最後に友人は手紙と手作りのお弁当を渡してくれました

 

「いらないかもと思ったんだけど、病院のご飯飽きてるかなって思って・・・」

 

夕食を急遽キャンセルして友人のお弁当を食べました

 

お弁当の中身は、トマトのマリネ、セロリとちりめんじゃこの玄米おにぎり、高野豆腐と枝豆の煮物、サツマイモの甘露煮、ひじきの梅煮

 

どれも手間のかかるものなのに、全て手作りで本当に美味しく、友人の気持ちが有難く身に沁みました

 

友人は当時、不妊治療中でした

 

体に気を使っていたから料理にも気を使っていたのでしょう

 

そして、彼女の方が出産願望があり大変な思いをしているのに、私の出産を手放しで喜んでくれたこと、小さなお弁当の中に沢山の愛情が詰めてくれたこと

 

全てがとても嬉しくて、美味しく、久しぶりに自分の心が満たされていったのです

 

そして、友人のようにいつも明るく前向きにいるから幸せな家庭なのかな・・・とも思ったのです

 

元夫とやり直すのだから、明るく前向きに、そして元夫の家族のことも面倒見る気持ちでいなきゃ・・・と考えたのでした

 

そして私の母から連絡がありました

 

「元夫の弟くんが、バイクや車のパーツをうちの倉庫に置かせてって言って、すごい量の荷物を家の前に置いていったんだけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

~本日のよりみち~

友人はスタイルがよく美人です

 

私はスタイルが悪く色が白いです

 

後日元夫は「昨日友人ちゃんが来てたけど、比べてみると夏子はカバみたいだね」と言いました

 

この時、言われたことが悲しいと思いましたが悲しいのならダイエットすべきです

 

ダイエットしないのなら気にしない強さを持つべきです

 

私は悲しみながらさらに食に逃げるということをしてしまいました

 

自己肯定感を持ちたいなら努力すべきだと思います

 

悔しいなら他人の言葉に傷つかないように強くなるか、

 

自分を変える努力をすればよかったと悔やんでます

 

でも一番は、そんなことを言うような人は自分を大切にしてくれないこと

 

そして、自分を大切にするのは自分しかいないことをもっと考えていればよかったです

 

自分を大切にして生きていきましょうね♪

 

 

 

 

 

 

☆☆☆前回までのあらすじ☆☆☆

さわやか好青年風の元夫に心底ほれ込み課金しまくる私!

底辺OLの生活では課金しまくり気付けば貯金は0!

社会人になって夜遊びデビューした元夫は夜のクラブ活動&散財生活で大フィーバー

嫁が妊娠中も仕事中でも不倫三昧だった元夫!

元夫の不倫制裁の誓約書を作成して再構築への道へ!

そして来週に迫った出産予定日に備えていたら元夫から義実家が借金で破産寸前だと宣告され・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

元夫とは別居中の妊婦の私

 

大きなお腹で移動も大変ですが、支えてくれるパートナーはいません

 

同じ妊婦でもいつも誰にも付き添われない私は、産婦人科でもベビー用品店でも、孤独を感じていました

 

仕事中だけは、仕事だけしていれば何も考えなくていいし、

 

付き合いの長い同僚や部下もいるので本当に楽でした

 

不思議なことに職場が唯一、安心できる場所でした

 

元夫からメッセージがありました「今日の夕方どうしても会いたい。もうすぐ子供も生まれるし、買い物でも行こう!」

 

夫婦なのに別居していて、こんなメッセージを滅多にもらうことのない私は手放しで喜びました

 

再構築すると宣言したわけではないけど、元夫はしっかり「こいつは離婚する気がない」と理解していたのでしょう

 

でも、私は元夫が反省してしっかり向き合おうと思っているのだろうと思っていました

 

仕事終わりに珍しく化粧を直し待ち合わせ場所に向かいました

 

ショッピングモールのフードコートの中に誘導され、『おかしいな?』と思っていると元夫は話始めました

 

「実は・・・親が自己破産して・・・それで、今の家出ていかないといけないから・・・引っ越すよ」

 

「えぇぇぇ?!どういうこと!?だってこないだはまだそこまでの話じゃなかったのに」

 

「借金取りが酷くて、もう、すぐ自己破産しようってなって・・・その・・・」

 

元夫はもごもごと話しますが、私は当時は頭が働かずそこから先のことは覚えていません

 

そして、元夫の実家、土地などは全て持っていかれることになったようです

 

今にして思えば、多分大分前から自己破産に向けて動いていたけれど黙っていたんでしょう

 

私は、ベビー用品を一緒に選ぶとか、出産後の話をするつもりでした

 

駐車場で1人車に乗ったとき、私が持っていたものは薄くなったオレンジジュースだけでした

 

やっぱり出産した後も1人で子育てしようかな・・・どうしよう・・・と思いながら実家に戻ります

 

私以外の家族は皆で焼肉をしていました

 

このとき、私が居ないときにわざわざ美味しいものを食べていたんだ!

 

私が居ない方がみんな楽しいんだ!と変なことを考えました

 

大きなお腹を抱えて、頼れるパートナーもいない、家族にも頼れない、そう感じてしまい、ただただ悲しい気持ちで体がいっぱいになっていくのを感じていました

 

また眠れない日が続きました

 

その翌日、夕方に陣痛が始まりました

 

出産予定日までまだ4日ありましたが、痛みの感覚がどんどん短くなっていったので産院へ行きました

 

病院へ到着して健診した後、「ご家族に連絡してください」と言われました

 

出産はうまくいかず、出血があったようで緊急手術になりました

 

母と元夫に連絡して、その後はすぐ手術室へ運ばれました

 

目が覚めると義父母と私の家族、元夫が泣きながら赤ちゃんを抱いていました

 

出産の瞬間って、もっと幸せだと思っていました

 

愛しい赤ちゃんは不倫した元夫が泣きながら抱き、(お前が生んだんじゃねーだろ)

 

破産したての義父母は泣きながら赤ちゃんの手を握り、(お前らが握るのは人生の手綱だろ)

 

そんな義父母を招き入れた家族、(何で?)

 

傍から見ればなんてことない幸せな光景ですが、私は手放しで喜べない状態で出産し、

 

元夫や義父母が赤ちゃんに触るたびに癪に障っていました

 

しかし、皆が泣きながら赤ちゃんの誕生を喜んでいます

 

この偉大な赤ん坊の誕生を機に、全てがいいように生まれ変わりますように・・・

 

そう思いながら赤ちゃんを泣きながら抱きました

 

 

~本日の寄り道~

自己破産するのはすごく長い期間が必要です

 

「自己破産します!」「はいそうですか」とはいきません

 

色んな手続きも必要です

 

そして、借金はチャラになりますが個人間の取り立てに関しては難しいところです

 

更に、自己破産したことを人に言いふらすのは名誉棄損で訴えることはできます

 

しかし、子どもがいじめられる、自己破産を理由に解雇される、これについては対処法はありません

 

元夫の家族は、その後不幸にもいろいろな災難が降りかかります

 

しかし、全ては身から出た錆び

 

子供に罪はありませんが、親や家庭環境を理由に義務を放棄したのは本人の資質にもよると思います

 

もちろん、環境や教えてくれる大人がいないことは充分にハンデだとは思いますが、

 

やはり人徳というかその子自信の持って生まれたものもあるのかなと思っています

 

転落して腐り泥沼で生活するのか、這い上がるのか、社会人であればそれは個人の問題でもあると思うのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆前回までのあらすじ☆☆☆

さわやか好青年風の元夫に心底ほれ込み課金しまくる私!

底辺OLの生活では課金しまくり気付けば貯金は0!

妊娠したら心を入れ替えると思いきや、臨月の妊婦を働かせておいて仕事中でも不倫三昧だった元夫!

元夫への制裁で次やったら慰謝料1000万払うという誓約書をゲットするも・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「私は出会い系サイトに3件登録して、不倫相手を日々探していました」

 

「私は不倫行為を出会い系サイトで2回、援助交際で2回、(株)〇〇での勤務中に顧客と4回行いました」

 

「今後、不貞行為を行った場合慰謝料を一括で1000万支払います。分割の場合は別途協議書を作成することを同意します」

 

「元夫有責で離婚するときは、親権は妻に譲渡することに同意します」

 

こういった内容を書いた誓約書は、私の怨念、義母の握り込んだ跡、元夫の体液、義父の怒号による体液など、色々なよくないものが混ざり合ったA4用紙2枚の呪物と化した

 

勝ち誇った気でいたし、これで次何かあってもとりあえずお金の心配はしなくていい、と安易に考えていました

 

それから2~3日経ったころ、元夫がどうしても会いたいというので私の実家に迎え入れました

 

この頃、臨月になって骨盤が広がったことにより持病のヘルニアが悪化して母によく病院に連れていってもらっていました

 

「こんなにお腹が大きくなっても働かないといけないのかね・・・」と母は心配してくれましたが、

 

私は「これだから専業主婦は・・・こちとら部下がいるんだから・・・」となめた態度で適当な相槌を打っていました

 

その日も整形外科と産婦人科をはしごして帰宅する予定だったのですが、病院に来るとまでいうのでしぶしぶ整形外科をキャンセルして実家に帰りました

 

元夫は開口一番「慰謝料の1000万は無かったことにしてくれ」と言ってきました

 

理由を聞くと、義父母には実は借金がすでに1000万以上あり、もし支払わないといけなくなっても払えない、そのことが不安で心労がたまる

 

という一方的な内容でした

 

そして、義父母の借金の理由は義父が転職しまくった挙句に事業を起こすも長続きせず失敗、

 

義母の稼ぎだけでは兄弟4人を養えずに親兄弟・親戚一同に借金しまくっている

 

そのうえで先祖代々続く土地も家も、すでに銀行の担保になっている

 

さらには、元夫名義で借金もある(他の兄弟は未成年のためなし)

 

生活保護は恥ずかしいから入れないから、今でも借金が膨らんでいる

 

「え・・・・・えぇ・・・・・・」と思わず声が出ました

 

(もうこの時点でどう考えても離婚した方がいいですよね)

 

更に元夫はこう告げます

 

「実は・・・・俺の名義の借金も結構あって、もう、家族全員で自己破産するしかないのかもしれない・・・」

 

いやいや、先日おたくの家車買い換えたいとか言ってたじゃないですか・・・どういう神経???

 

「それと、今日、こんな手紙がきて、なんか、結構やばいんじゃないかと思って・・・見てほしくて」

 

元夫が手渡してきた書類には「固定資産税 督促状」の文字が

 

「え・・・・・これは・・・・(さすがにやばい)」

 

元夫は「こんな風に、俺の家も家族もマジで、全然だめで、夏子に頼るに頼れないし、そんなストレスもあって、本当にごめんで。出来心で、それでこんな結果になってしまって。だから、頼れる義理じゃないんだけど、力になってもらたらと思って・・・」

 

(いや、臨月の妊婦になんてことを言ってんの。とりあえずあんたも一緒に泥船に沈みな!と言ってやりたい)

 

元夫はまたさめざめと泣きながら、膝から崩れ落ちましたorz

 

大袈裟な演出がお好きな元夫、そして私はこう思いました「やばい!元夫の実家の土地と家があれば1000万なんぞすぐ手に入ると思ってたのに、もうすでに他の人の手に渡りかけている!」・・・と

 

それと同時に再構築すると決めたのだから、こんな簡単に元夫を捨ててはいけないと思い

 

「私で協力できることはまず無い。慰謝料の請求は、あなたがまた同じことをしなければいいだけだから。」と伝えました

 

元夫は「ありがとう。心を入れ替えて、子どものためにもがんばるよ!!」と言って出ていきました

 

恐らく、すぐには請求されないことが分かり安心したのでしょう

 

そして、私は翌週には出産に臨むことになります

 

しかし、出産時も大変な騒ぎになるのでした・・・・

 

~本日のよりみち~

元夫は当時新卒採用された会社から4つ目の会社で働いていました

 

4年に1度の頻度で転職するので、オリンピックのように感じていました

 

そして、実は義父も同じように転職を繰り返していました

 

義母は義父が転職を繰り返していることや事業に失敗したことを子ども達にはひた隠しにしてきたそうです

 

稼がない・女遊びをする・愛人と県外へ逃亡・いずれ戻る・愛人と結婚し愛人家族と婿養子状態になる・50を過ぎると無職になり女遊びは落ち着き酒におぼれだす・死因はほぼ心筋梗塞が脳卒中か肝硬変

 

これが実は義父の先祖代々の経歴だそうです

 

義父が私と義母にだけ言いました「だから、あいつ(元夫)も、そのうち逃げるかもしれないから酒はたくさん飲ませなさい」と言ってました(当たったけどwwww)
 

血がそうさせるのでしょうか・・・義父の家系の男性は皆そうみたいです・・・

 

こどもには元夫のようにならないでほしいと思いすぎるせいか

 

元夫の影を感じるような悪さをしたとき、必要以上に怒ってしまいます

 

未だに何かに怯えている自分を恥じていますが、同じように元夫のような無責任な人間になって欲しくないとも思います

 

子育てって、本当に難しいですね

 

親が育てられるというのは本当だと思いますし、そしていつになったら立派な人間になれるのだろうと夜な夜な自問自答してしまいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆前回までのあらすじ☆☆☆

さわやか好青年風の元夫に心底ほれ込み課金しまくる私!

底辺OLの生活では課金しまくり気付けば貯金は0!

元夫は妊娠中に不倫に勤しんでおり気付けば出産予定日2週間前!

再構築を選択し今後について義実家で話し合いをすることに・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

再構築を心に決めた私

 

しかし、不倫を再発されては困る、次回は絶対に許さない、そんな決意を伝えるために誓約書を作りました

 

相手方には何も伝えず、ただ今後の話し合いをと伝え、両家揃って話し合う機会を作ってもらいました

 

義実家へ私と母が向かい、義父母と元夫で話し合うことになりました

 

義母が無言でドアを開け、私は「失礼いたします」と声をかけ上がりました

 

義父は働いていないけれど何故かいつもとっても偉そう・・・

 

義父の隣でおどおどしつつも、何もしない義母、半泣きの元夫

 

義父が「離婚なんてばかなことを言う気はないだろうな?」と話しました

 

私は義父の発言を無視して伝えました

 

・今回の不倫についてきちんと認めて謝罪してほしい

 

・二度としないことを誓うのであれば再構築してもいい

 

・誓約書を用意したので署名捺印すること

 

義父は「えっらそうに!!!」と言いながら、元夫や義母がなだめすかして書類を手に取りました

 

「次回不倫した場合は、慰謝料1000万」という言葉を見つけた義父は盛大に怒鳴り始めました

 

私の母は何も言いません

 

私は「サインしないなら離婚調停の準備をするまでです」と伝えると、

 

歯ぎしりをしながら「義母!お前がサインしろ!俺は払わん!」と言いました

 

「確かに無職だから払えないの間違いだろ・・・」と思いましたが

 

元夫が「俺が悪かったんだから、サインするしかないの!!」と半泣きで言いました

 

義母は元夫を見て何故か泣きながらサインしていました

 

自分の子供のしたことが恥ずかしいのであれば、何故被害者側である私に一言でも謝罪しないのでしょう

 

加害者側が自分に浸って流す涙なんて、1円の価値もありません

 

そういえば、元夫は自分が悪いことをしたり何か都合の悪いことがあるとよく泣いていました

 

泣いてじっとして、私が許すかうやむやにすることをただ待つだけの人でした

 

義母も同じように泣けばなんとかなると思っていたのかもしれませんね

 

結局、不倫について謝罪は元夫が「すみませんでした」と小声でつぶやいただけで

 

義父母は終始自分達の主張をしたり

 

「同居すれば子供の面倒を見てやるから、社会復帰がすぐできるぞ」

 

「離婚しないなら、早く家を買って1部屋でいいから夫婦で住まわせろ」

 

「元夫が実家に居るようになって生活費がかかるから、早くそっち(私の実家)に住まわせろ」

 

などとよく分からない発言をしていました

 

私は『盗人猛々しいとはこういう事を言うんだろうな、昔の人は凄い言葉を考えたもんだ・・・』

 

と、ことわざというものの偉大さを噛み締めていました

 

最終的に義母が連帯保証人の欄にサインし、元夫、私の署名捺印が揃いました

 

なかなか義母が書類から手を離さずにいたので、むしり取りました

 

元夫はまた泣き、義母はオロオロして、義父は鬼の形相で歯ぎしり、

 

私は勝ち誇った顔をして「今日はこれで失礼します」と立ち上がりました

 

玄関先で靴を履いている私に義母はこう言いました

 

「夏子ちゃん、出産に立ち会いたいのだけど・・・」

 

元夫ではなく何故義母が聞いてくるのか、そして誰が立ち会うのか・・・

 

「出産の立ち合いは希望していませんし、元夫さんが立ち合いを希望しているのですか?」と尋ねました

 

義母は「元夫くんはもちろん、私とお父さんも・・・」

 

まぁまぁ非常識な提案をおどおどしながらしてくるのは、非常識だと認識しているからか本当に常識がないだけなのか分かりませんでした

 

とりあえず靴を履き終わって、ドアをあけたら「離婚はまだしませんが、今後のことは様子見ですから。出産に立ち会えるなんて思わないでください」と言い捨ててドアを閉めました

 

食器の割れるような音や叫び声がドアの向こうから聞こえてきましたが、

 

ドアの外側にいる私はスッキリしていました

 

今回の件で元夫もこりて、そして心を入れ替えるだろう、くらいに思って帰路についたのでした

 

しかし、翌月には義父母がとんでもないことをしでかすのでした・・・


~本日のよりみち~

当時はあまりにも頭に血がのぼりすぎて、義父母の発言をまともに取り合うことはできませんでした

 

まさに、開いた口がふさがらないという状態で無言で過ごしました

 

今にして思えば、とんでもない発言ですよね・・・