【乳がん検診へ行こう】


友人の彼女さんが亡くなった⋯⋯

昨日、数年ぶりに会う友人と食事に行ってきました。

その時に、その友人の彼女さんの話になり去年亡くなったと聞かされました。

癌でした。

数年前に、乳がんになり手術を終えその後経過は良好だったと聞いていたのですが、肺に転移が見つかりそのまま⋯⋯との、ことです。

その後、友人は男性でありながらも検診の大切さを伝え歩いていると言う話でした。(彼女さんは、検診は受けていました)

健康である幸せは、失って初めて気づくことが多いです。
私もそうでした。
今、目の前にある当たり前も、失って初めて幸せな時間だったんだと思い知らされるんでしょう。

「この事を、お前たちに話せる様になるのに一年かかった」

と、話していた友人。

その、勇気と覚悟に対して湧く今の感情をどう言う言葉で表現したらいいかわからないんだけど、ただ一言これだけは間違いない。

ありがとう。


       【啓蒙啓発の重要性】

私自身、睡眠障害の啓蒙啓発活動を続けていくにあたって、今一度考えさせられる時間でした。

当事者同士の情報共有は簡単なんだけど、これをいかに健常の方達に届けられるか、これが難しい。

こちら側の一方通行では、ただの情報の押し付け、自己満足になってしまう。

ただ、これだけは言える。

病気を0にすることはできない。
検診を受けていたからといって、亡くなる方を0にできるわけでもない。

でも、

「検診を受けていれば⋯⋯その、情報を知っていれば⋯⋯」

と、後悔してしまう方。
ここだけは、0にすることができる。

その為に、啓蒙啓発活動はある。

伝え方、届け方を今一度工夫しなきゃね。

その先に、止められる涙がきっとあると信じて。