YouTubeで、スティーリーダンのライヴを堪能した。ドナルドフェイゲン…以下DFをじっくり見る程に、何が嬉しくて、こんな歯並びが悪く、少々薄汚い初老のおっさんを見つめてるんや、と可笑しく成った。相棒のウォルターベッカー…以下WBにせよ、このユニットはヴィジュアル的には、殆ど値打ちが無い。
敢えて言えば、DFの風貌がホワイトレイチャールズみたく、シブイと言えなくも無い。ただその創り出すサウンドは、唯一無二の完璧で贅沢な世界である。二人とも、決してソロミュージシャンとしてテクニックが傑出している訳では無いが、その「綴れ織り」「シーツオブサウンズ」の如き完成度は明らかに突き抜けている。ライヴでの二人は、比較的ラフな感じでプレイして居るが、計算し尽くされたアレンジの中、脇を固める敏腕ミュージシャンがここぞとばかりに自己主張するので、おのずとより高密度のプレイと成る。その上、スタジオヴァージョンが、その時代最高ミュージシャンによって録音され、それが聴衆にとっての伝説になっていて、ステージでは当然比較される訳で、それこそ躍起になって、そのパフォーマンスを超えようとする。デビュー当時から、メンバーの入れ替わりが激しく、看板スター、ジェフバクスターやマイケルマクドナルドもドゥービーブラザーズに移籍するなど、最小ユニットと成った今も、同じ仲間に一目置かれるミュージシャンズミュージシャンとして君臨し続けて居るのが、マイフェイバリット、スティーリーダンなのだ。
それが聴衆にとっての伝説になって
その時代最高ミュージシャンによって