YouTubeで、スティーリーダンのライヴを堪能した。ドナルドフェイゲン…以下DFをじっくり見る程に、何が嬉しくて、こんな歯並びが悪く、少々薄汚い初老のおっさんを見つめてるんや、と可笑しく成った。相棒のウォルターベッカー…以下WBにせよ、このユニットはヴィジュアル的には、殆ど値打ちが無い。
敢えて言えば、DFの風貌がホワイトレイチャールズみたく、シブイと言えなくも無い。ただその創り出すサウンドは、唯一無二の完璧で贅沢な世界である。二人とも、決してソロミュージシャンとしてテクニックが傑出している訳では無いが、その「綴れ織り」「シーツオブサウンズ」の如き完成度は明らかに突き抜けている。ライヴでの二人は、比較的ラフな感じでプレイして居るが、計算し尽くされたアレンジの中、脇を固める敏腕ミュージシャンがここぞとばかりに自己主張するので、おのずとより高密度のプレイと成る。その上、スタジオヴァージョンが、その時代最高ミュージシャンによって録音され、それが聴衆にとっての伝説になっていて、ステージでは当然比較される訳で、それこそ躍起になって、そのパフォーマンスを超えようとする。デビュー当時から、メンバーの入れ替わりが激しく、看板スター、ジェフバクスターやマイケルマクドナルドもドゥービーブラザーズに移籍するなど、最小ユニットと成った今も、同じ仲間に一目置かれるミュージシャンズミュージシャンとして君臨し続けて居るのが、マイフェイバリット、スティーリーダンなのだ。











それが聴衆にとっての伝説になって
その時代最高ミュージシャンによって
実はボジョレー地区ヌーヴォー以外の、収穫年…ヴィンテージワインの上級品、村名ワインも、多数あるのだが、普段は売れ行きは芳しく無い。もっともヌーヴォーとしては、村名ワイン表示は認められて居ないのだが。普段、比較的人気の 村名ワイン、ムーランナヴァン、モルゴンなどは長期熟成にも耐え得る性格を持ってはいるのだが、ボジョレーのブドウ品種ガメ(イ)は、世界的にはマイナーなので、ヌーヴォー時期以外では、本当に地味な存在なのだ。そうしたワインをただ新酒というだけで、フランス本国以外の輸入国が、まるでクリスマスの様に騒ぎ過ぎるのも、如何にも日本的だなぁ…と苦笑いしてしまう。

ペットボトル締め出しの動きは、多分思うに、ワークシェアリング意識の強い製瓶業者からの圧力じゃ無いかと考える。ボジョレー以外の南仏、イタリア新酒も、
2週間程度の解禁前倒しにより、ボジョレーに対して攻勢を掛けて居る。いずれにせよ、円高を味方に付けての、今年のヌーヴォー戦線も、
かなりの盛り上がりを見せて居る。
続き…そうやって、納期に間にあわされたワインは、新酒と云う商品の性格上、末端の販売店においても、意識的に早めに売り切る努力が成される。よって、ヌーヴォーを主力とするメーカーは、非常にスムーズに投資資金を回収出来る。ヌーヴォーはカネの匂いがすると、シニカルに語る業界人も居た。

新酒なら、フランス2大産地のボルドーやボジョレー以外のブルゴーニュワインにも有りそうなモノだが、そうした地域は、ブドウの当該収穫年の新酒では無く、約1~3年程度の熟成を経た、プリムールと呼ばれる、既出収穫年の次の新作を順次市場に投入する。そうした意味で、しっかりとした、コクのある
ワインの熟成が当然の2大産地に対して、果実味と軽さを楽しむボジョレーヌーヴォーは、基本的に別物と言って良い。ボジョレーヌーヴォーに、しっかりとしたタンニンや重さを求めるのは少々意味合いが違う。