今回もオススメ映画を1本ご紹介します。


『アイアンジャイアント』
米、1999年公開作品。

きっとオススメするのは最初で最後になるであろう、アニメーション作品になります。


レンタルビデオ店でお探しの場合はディズニー作品、スタジオジブリ作品、以外の棚をお探し下さい。



どんな作品かというと…。



舞台は1950年代のアメリカの片田舎。

ある夜、空から謎の未確認物体が飛来します。

物体の正体は鉄製巨大ロボット。

『アイアンジャイアント』

何かの目的があってやってきた鉄の巨人は、ひょんな事から記憶を無くしてしまう。

物語の主人公であるホーガースは、ヒーローコミックに夢を馳せらせているどこにでもいるような平凡な少年。

両者が出逢い、次第に心の交流を深めていく。

時同じくして、鉄の巨人の存在を嗅ぎ付けたアメリカ軍は調査隊を派遣する。

果たして、少年と巨人の運命は如何に。



というお話し。


キッズ×アニマルなら、よくあるベッタベタなお話しなんですが、キッズ×巨大ロボットという設定は数少ないのではないでしょうか。

アニメーション作品という事もあり、老若男女が楽しめる作品だと思います。

が、特にオススメしたいのはロボットアニメ全盛期世代の男性。

30代40代ぐらいの男性になりますかね。

と言っても、アイアンジャイアントは往年の日本製ロボットの様にスタイリッシュでカラフルなデザインとは違いますが。

金属感はそのままでネジはむき出しと言う、無骨でネイキッドなデザインとなっております。

好みは分かれるかもしれませんが、格好良さ重視のガンダムより、ボトムズやダグラムの様な実戦的リアル志向なデザインが好きだったシュキオビにはドストライクでした。


それはともかく、シュキオビ少年の様に、右手のロボットと左手のロボットを闘わせるという1人遊びにふけったコトのある世代なら、胸がアツくなることは必至です。


特にマイロボットともなると、少年期は誰でも妄想するであろうロマンの中のロマンですからね。


そんな少年時代の想いが蘇る、究極の男泣き映画なんです。



公開当時からもう何度も何度も、セリフ1つ1つを覚えてしまっているぐらいは観ているのですが、30代も半ばを迎えた今、改めて観てみたらより泣けてしまったという。


単に歳のせいで涙腺がゆるくなってきているのか、少年の心を忘れていく過程にあるせいなのか…。



誰でも年齢を重ねていけば、常識や概念や理性で塗り固められていきます。

それは社会を生き抜くには必要不可欠な事ですし。



子供の頃の純真なキモチは、段々と胸の奥底へ追いやられ、やがては消えて無くなってしまうのでしょうか。


シュキオビはこの映画を観る度、そんなコトは無いんじゃないかなぁと実感します。


子供の心は何処かでずっと生き続けていて、いつでも顔を出す機会を待っているんじゃないかと。

たまにハメを外してみたり、時間の経つのを忘れるぐらい何かに没頭している時とか。



子供の心を無くした大人程つまらない人間はいないと思う。


自分自身がそうならない為にも、この映画はこれからも定期的に鑑賞していきたいと思います。


そしていつか、もし自分に子供が出来て物心が付いてきたなら、この映画を真っ先に観せたいなー。



なんて。




では、最後はアイアンジャイアントの名セリフで締めくくりたいと思います。




「ボク……ジュウ……チガウ」




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今回はシュキオビのすべらない映画を1本ご紹介します。


『アイデンティティー』
米、2003年作品です。


レンタルビデオ店で探す時は「サスペンス」か「ミステリー」の棚をお探し下さい。

邦画『アイデン&ティティー』とお間違え無きよう。
(それはそれでいい映画ですが)


シュキオビは基本的にはどんなジャンルでも幅広く鑑賞するのですが、
「サスペンス」や「ミステリー」なんてモノに特に目がありません。

更に謳い文句に「トリック」「衝撃のラスト」なんて撒き餌があれば、パクっと食いついちゃいますね。


騙されるのが好きなんです。勿論良い意味で。

でも大抵は悪い意味の方で騙されてガッカリするんですけどね。


『アイデンティティー』は違いました。

あまりにも気持ち良く騙されたので、鑑賞後もしばらくニヤケ顔が止まりませんでした。


で、どういう映画なのかザックリと説明しますと…。



舞台は田舎町。

果てしなく続く直線道路に、建物から建物まで数キロはあるような、そんな田舎町。

ある夜、そんな町が記録的な大雨に見舞われます。
路面は冠水し、道路は洪水により分断され、遂には電話線まで断ち切られてしまいます。


陸の孤島と化したその町に、運悪く閉じ込められた男女数人。

否応無しに一軒の寂れたモーテルへと集う事になります。


集まったのはどの顔も曲者揃い。


将来の夢の為にとその世界に足を踏み入れた娼婦。

絵に描いた様な高慢な女優と、その運転手。

手錠を掛けられた囚人と、彼を護送中の警官。

若い男女は恋人同士。女は新しい命をお腹に宿し、男はそれに不安を抱え。

交通事故に会い危篤状態の妻を抱えてやってきた夫。と、その息子。

そして、何やら怪しげなモーテルの主人。

全11人。


そこで起きた一つの殺人事件により、長い長い夜の物語が始まります。



…と、まぁ、こんな風に割とベタな冒頭から始まります。

はい。お察しの通り、物語は連続殺人へと発展していきます。


ちょっとそこ。

なんだ連続殺人モノかよー!と早合点しないでちょうだい。

ミステリーですから。

謎はしっかりと用意されています。


冒頭部分、一見無関係な別のシーンが割り込んで来ます。

判事風の男や学者風の男達が何やら会議をしているシーン。

と、拘束され車椅子で運ばれている小太りの男。


そして物語が進み、判明するもう1つの大きな謎。


集まった11人の誕生日が皆同じというコト。



ネタばらしはココまで。


そんないくつかの謎がラストに向けて収束していくストーリー展開は必見ですよ。


少し前の映画なので観られた方も多いかと思いますが、まだ観られてない方は是非。



既に観られた方の感想は勿論、このレビューを読んで観てくださった方の感想があれば、至福の極みでございます。



では。




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インファマス2が終わりました。

インファマスってなんじゃい?って方は、先日の記事『インファマス』を参照でお願いします。


いやー、かなりの良作でした。

今のトコ、今年イチじゃないかな。

ホントに。


先日の記事でお伝えした通り、1作目でも十分面白かったんだけど、噂通り、2作目への伸び率がマジハンパないんです。

例えるなら、デビュー当初の石原さとみと、最近の垢抜けしまくった石原さとみぐらいの振り幅ですよ。

ん。

この例えもう一つ?


兎に角、グラフィック、ストーリー、ゲーム性。
すべてにおいて全作を遥かに凌駕しちゃってるんですよ。



まずはグラフィック面。

現在発売されている箱庭型ゲームではトップクラスじゃないでしょうか。

前作では崩壊した市街地が舞台と言うこともあってか、全体的に同じ様なロケーションがひたすら続き、やや地味な印象を受けました。

今作では一転して、煌びやかなネオン街、荒廃したスラム街や工業地帯といった、非常にバリエーションに富んだロケーションで、視覚面でも楽しませてくれます。

細部まで丁寧に作り込まれているので、散策するだけでも楽しめいちゃいますよ。

超人能力を駆使すれば行けないトコロはほぼ無いですし。

逆にここまで創り込まれていると建物内に入れないのが残念ですが。


背景だけじゃなく人物もかなりキメ細かく描かれてます。

前作と比べると、主人公コールは別人かと思えるぐらい凛々しくなってますね。

なんだか声変わりもした様ですし。
(ワケあって声優が変わってます)

ただのメタボ野郎でしか無かったコールの相棒ジークも、かなりのナイスガイへと変貌を遂げやがりました。

血の滲むような努力をしたのではないでしょうか。



アクションゲームとしても格段の進化を遂げています。

超ハイジャンプやスパイダーマンばりのワイヤー移動の追加で、移動がストレスフリーで全く苦になりません。

おそらくですがこのゲームのアクションは、ストレスを極力削り落とし、ただただ『キモチヨサ』を追求して創られてるんじゃないでしょうか。

エネミーとの戦闘は結構頻繁に発生するのですが、最後の最後まで煩わしく感じるコトはありませんでした。

コレって結構重要。

特に今作は格闘攻撃がホントにキモチ良くて、下手な格闘ゲームよりもキモチ良いんじゃないかと思えるぐらい。



そしてストーリー。

冒頭から、いきなりアクション映画のクライマックスシーンを思わせる様な展開の連続で、一気に物語に引き込まれてしまいました。

「いきなりラスボス!?」ってなりましたよ。

ホントに。


前作のストーリーは、ヒーローの誕生と、そのルーツを探るのがメインだったので、割と淡々としていた印象でしたが、今作では目頭がアツくなるようなドラマチックな演出もあります。

勿論、善と悪の選択によるマルチストーリーは健在で、今作はより壮大で両極端なストーリーの変化が楽しめます。

まぁ結局は主人公のパワーアップの都合上、善人プレイでは善の選択、悪人プレイは悪の選択という風に縛りプレイになってしまうのでしょうが(どっちつかずだと強くなれない為)

その選択肢がなかなか考えさせられるモノがあるんです。

多くの命を救う為に少数の犠牲を払えるか…とか。


誤解しないで頂きたいのが、『善と悪』と言っても改善懲悪の様な単純な選択肢ばかりではなく、『犠牲を払う正義』もあれば、『救済になりえる悪』もあるというコトです。

なんだかテロリストの思想の様にも聞こえますが、このシリーズの肝となるテーマは実はそこにあるんじゃないかと思います。

考え過ぎ?

いいえ。

ロードの合間に表示される、哲学者や政治家の偉人達が残した名言や思想などが、そんな深いテーマを物語っています。
(1作目だけだったかもですが)

単純にアクションゲームとしても面白いのですが、そういうストーリーの深いトコロに感情移入する事が出来ば、更に楽しめるんじゃないでしょうか。


今作では更に、クリエイトミッションなるモノが追加されています。

ミッションを自由にクリエイトして、全世界にアップロードするというモノです。

この辺は『リトルビッグプラネット』と通じる部分もありますかね。

その気になれば長~く遊べそうです。



シュキオビが自信を持ってオススメする1本です。



あ。

トロフィーもコンプしましたよ。

コンプ難易度はかなり良心的な部類に入るんじゃないですかね。

最後まで楽しみながら取得できた気がします。




シュキオビによるインファマス2の五段階評価

爽快感  ☆☆☆☆☆
声変わり ☆☆☆☆
巨人   ☆☆☆☆☆