日本酒バー開店日記~日本酒BARあさくらat京都~ -6169ページ目

社員教育、あるいは温度差

先日、休みを利用して東京に行ってきました。


その際、事前にメールをしてとある有名酒屋さん「M」(としておきましょう)を訪ねてみました。
その日の予定が不確定だったこともあり、正確に何時に行くと予告しておかなかったため、
担当者が不在で代わりの人が接客についてくれました。
名刺を渡すと、上の事務所に名刺があるので今は持っていない、と言う。
アルバイトの子に呼ばれて接客に来ているのに名刺も持たずに来る時点で既に問題あり、

さらに上の事務所に名刺があるなら取りに行けよとは思いましたが、とりあえずは我慢。

驚くべきは、名刺を受け取った後、彼は自分の名前を名乗ることすらもしなかったこと。

別に特別な接客をしてくれとは言わないが、名刺を渡した以上、名前くらい名乗るのが常識ではないのだろうか?
その後、店の酒を案内してくれたのだが、接客は非常にマニュアル的な対応で、全く親近感が持てなかった。
すすめてくるものも、もうひとつ。

 


それでも気になるものがいくつかあったので、何本かを送ってもらうことにした。
彼はレジに行った時点でもう既に別の作業に入り、店を出て行く際に挨拶もなし。
かなり憮然とした気持ちで店をあとにしたのだが、その後寄った別の酒屋さんが大当たりだったので、
晴れ晴れとした気持ちで呑みに出かけた。

 

東京の友人の案内で連れて行ってもらった寿司屋で燗酒を楽しんでいると、
偶然にもその店に先ほどの店員さんが客としてやって来た。

 


席が離れていたが、とりあえず挨拶だけしておこうと思い、後ろから肩をたたき

 

 

「Mさん〈名乗ってもらってないので、お店の名前で呼びかけました)」

 

 

と声をかけると、顔をこちらに向け、こわばった表情になり

 

 

「はぁ」

 

 

と一言だけ。
あからさまに迷惑そうな顔をされたので、それ以上はこちらも言葉をかけず、席に戻った。
すぐに友人にそのことを話すと、さすがにあきれ返っていました。

 

社長の考え方は分りません。

しかし、最前線に立つ店員の態度が全てを物語っている。

そう思いました。

持病

寒さが増すこの時期、悩みの種がひとつ・・・


実は、腰痛もちで最近は寒さのせいか、どうも調子が良くない。


もともと腰はそんなに強くなかったけど、腰痛になったのは今年の6月。

店の開店準備の一環で、カウンターの木を選びに行った時のこと。

かなり重い板を二人で持ち上げる際、ちょっと油断していて十分に腰を落とさずに持ち上げたのが悪かった。


その時は軽い痛みがあるくらいで気にもとめていなかったのだが、時間の経過と共に痛みがひどくなってくる。

あまりひどくて歩くのもしんどいくらいだったので、夕方整骨院に向かったところ、ぎっくり腰の一歩手前くらいという診断。

その後、1~2週間でぎっくり腰の痛みは治まったものの、それからは痛みが慢性化。

常に痛いというわけじゃないけど、ちょっと重いものを持ったり疲労がたまったりすると、腰が重くなり軽い痛みが・・・。

そんなわけで、週に一回は整骨院に通うように。


寒い季節というのは腰にはやはり良くないようなので、これからの季節が心配だ。


燗酒一考

11月に入り寒さも増す中、お店でも燗酒の注文の頻度が少しずつ多くなってきました。
先月購入の錫の酒器が大活躍です。


そんな感じで燗酒が多い中、昨夜は燗好きな大阪の蔵朱(くらっしゅ)の大西さんがご来店されました。


http://blog.livedoor.jp/crush1106/


私の店では希望されるお客様には私がつけていますが、一人でやっていてなかなか手が回らないということもあり、大抵は卓上酒燗具〈器にお湯を張って湯銭をするタイプのもの)を使ってお客様のお好みでしていただいてます。
蔵朱さんはうちよりも店の規模も大きくお燗の注文も多いのに、ひとつひとつ大西さんがつけていらっしゃるそうです。
丁寧にお酒を燗するというのは料理を作るのと同じようなもんだ、というのは全くその通りだと思いました。
微妙な温度の違いで味わいはかなり変わってきますから、シビアにならざるを得ない。
燗酒は本当に難しい。


でも、それは提供する側の問題で、お客様には難しく考えてもらうことなく単純に味を楽しんでいただけたらな、と思います。
ちなみに、私も大西さんも「なんでも燗倶楽部〈昨日結成)」会員〈笑)なので、お店にあるお酒は何でもお燗で出します。

こんなお酒を燗にしてくれって言ったらヘンに思われる、なんて思わずに気軽に言ってみてください。