・シャルドネ種

主な生産地域は原産地であるフランスのブルゴーニュ地方です。世界中で栽培されており、生産地域の気候によって表情を変えます
涼しい地域では青リンゴのように酸味とキレのある味わいに、暖かい地域ではパイナップルのようにふくよかなタイプに仕上がります。

 

・ソーヴィニヨン・ブラン種

原産地域は、主な生産地域でもあるフランスのボルドーともロワールともいわれています。柑橘類やハーブを思い起こさせるさわやかなワインに仕上がります。
この他にもイタリア、オーストラリア、チリなど世界中で栽培されています。特にニュージーランドでは成功していて、パッションフルーツのような印象的な香りが特長です。

 

・リースリング種

ドイツを代表する白ワイン用のブドウ品種といえば、このリースリング種。ミネラル感としっかりとした酸味の中に、上品さを感じる果実や花の香り。ペトロール香と呼ばれる、石油を思わせる独特の香りも含まれています。

甘口にも辛口にも使われる、二面性をもつ品種でもあります。辛口は肉料理に、甘口はフルーツをふんだんに使った甘酸っぱいデザートと合わせやすい味です。

 

・甲州種

日本固有の品種で、その歴史は1,000年を超えるともいわれています。穏やかな酸味をもち、すっきりとした味わいが特長の甲州種は、あらゆる和食との相性が良いワインに仕上がります。

主張しすぎず、料理との協調性が高い甲州種。「日本らしさ」を感じることができるブドウです。

 

・ミュスカデ種

フランスのロワール地方で栽培されている品種です。白ワインのミュスカデで使用されることからミュスカデ種と呼ばれていますが、正式名称はムロン ブルゴーニュ種で、「ブルゴーニュのメロン」という意味です。

ロワール地方独特の製法(シュール・リー製法)で造られるワインが多く、さわやかな風味の辛口に仕上がります。