今の時期の除草剤 | さかたのみかん

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みかん農家として独立したので、タイトルを変えました。
家業は相変わらず、肥料屋です。

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個人的には二回目の黒点病の防除とみかんの天敵であるゴマダラカミキリムシの防除(もちろん、葉面散布入り)の最中です。

早朝に畑に行くと場所によっては、昨日の雨がまだ残っていました。

夏草も繁茂してますが、そこでおそらく除草剤をやってるんだろうなという光景を目にしました。

夏草で一番厄介なのはマルバツユクサですが、バスタのような茎葉処理剤を散布する方が多いでしょう。
しかし、今日のように草が濡れてる状態では効きません。

夏には朝早くから作業したい気持ちは分かりますが、朝露程度の濡れ方でさえ効きませんから、しっかりと乾いた状態で散布してください。
実際に散布してみれば分かりますが、草に留まるはずの剤がサァーっと流れてしまいます。

また、茎葉処理剤は当然ですが根までは枯れませんから枯れた下からすぐに再生してきます。

除草に関しては除草剤を使用する方、刈る方と様々でしょうが、除草剤も特性を知らなければお金と労力の無駄になるばかりです。